
こんにちは!みすずです。
チャーシューを作った後、残るたっぷりの煮汁。
「捨てるのはもったいないけど、どう使えばいいの?」と悩んでいませんか?
この記事では、自家製チャーシューを作ったときに出る煮汁の再利用アイデアを、実際のレシピとともにご紹介します。

チャーシュー煮汁は旨味たっぷりの万能調味料!
炒め物・煮物・揚げ物など、普段のおかずに使えます。
また、煮汁だけでなくチャーシューそのものの活用レシピもまとめているので、「チャーシューを作ったけど食べきれない」「アレンジしたい」という方にもぴったり。
醤油や酒の代わりに使えるチャーシュー煮汁。
今日から無駄なく、美味しく、楽しく再活用してみませんか?
チャーシューの煮汁、捨てないで!再利用アイデアまとめ
さて、まずはチャーシュー煮汁を使ったレシピをご紹介します。


とろとろに煮込んだ豚バラチャーシューの後に残る煮汁。
お肉の旨味がたっぷり染み出してた煮汁は、“お酒と醤油で作る合わせ調味料”のようなイメージ。煮物や炒め物、下味付けなどにそのまま使えます。



市販の「めんつゆ」「おかずつゆ」などと同じ感覚で使えます。
わが家のチャーシューは砂糖・みりん不使用で作るため、煮汁も甘くないタイプですが、甘めに作った場合でも使い方は同じ。
味を見ながら、必要なら薄めたり、ほかの調味料を足したりして調整してくださいね。
基本の使い方|そのままor薄めて?煮汁の濃さ別活用法
チャーシューを作ったあとの煮汁があれば、調味料をいちから計量しなくても、さっと美味しい一品が作れます。
使うときのポイントは、煮汁の“濃さ”を見て使い方を調整すること。
- 煮詰まった濃い煮汁の場合:豚バラチャーシューなど
→ 水や酒で薄めてから使います。 - 煮詰まっていない煮汁の場合:鶏ももチャーシューなど
→ そのまま使ってOKです。 - 漬け込み用の煮汁の場合:加熱せず使ったもの
→ 酒や醤油を少し足して、火入れしながら使うのがおすすめ。
煮汁の濃さや風味は、チャーシューの種類や調理方法で変わります。



味を見てお好きな濃さにしてください。
炒める・煮る・揚げる…万能調味料として使う煮汁レシピ
チャーシューを作った後に残る煮汁は、炒め物や煮物、揚げ物やオーブン焼きなど、さまざまなお料理に活用できます。
ここでは調理方法ごとに実際のレシピをご紹介します。
1. 炒める・焼く・煮る
豚肉とかぼちゃのニンニク醤油炒め
かぼちゃと豚肉を炒めて、煮汁でさっと味付け。甘辛い香りが食欲をそそります。




ラム肉の野菜炒め
チャーシュー煮汁でラム肉のクセを和らげ、旨味のある炒め物に仕上げます。




焼き物
豚こまミートボール
丸めた豚こま肉を焼いて、煮汁でからめるだけ。
砂糖やみりんがなくても自然な照りとツヤが出ます。




煮物
豚皿 / 豚丼
玉ねぎと豚肉を煮汁で煮込むだけで、味がピタッと決まる簡単丼ものに。




煮るだけ照り焼きチキン
チャーシュー煮汁+レモン+味噌+バターで、砂糖なしでも照り照りのチキンに。




豚肉とさつまいもの和風カレー
煮汁をカレーにプラス。さつまいもを使ったほんのり甘い和風カレーに仕上がります。




キンカンとレバー砂肝の煮物
鶏もつを煮汁とお酒で煮込んだ、濃厚でコクのある煮物です。




2. 揚げる
鶏ももザンギ
チャーシュー煮汁に漬け込んでから揚げた鶏もも肉。
北海道名物「ザンギ」風の濃い味付けがクセになります。




豚肉の竜田揚げ
薄切り肉を漬けて揚げ焼きにする、手軽な竜田揚げ風レシピ。




やげん軟骨とナッツの醤油揚げ
揚げたやげん軟骨とナッツを煮汁で味付け。
おつまみにもぴったりな一品です。




3. オーブン焼き
手羽元のオーブン焼き
煮汁に漬け込んだ手羽元を焼くだけ。香ばしさとジューシーさが絶妙です。




高野豆腐のチーズ焼き
煮汁で戻した高野豆腐にチーズをのせて焼くだけ。
ヘルシーで満足感のあるおかずになります。




4. ソースの代用
- 粉なしお好み焼き
チャーシュー煮汁は、煮詰めることでとろみと照りが出てソースのように使えます。
小麦粉なし、卵とチーズで作るお好み焼きにぴったり。




5. 煮汁を使ってもう一度チャーシューを!
煮汁をもう一度チャーシュー作りに使うときに気をつけたいのが煮詰まり具合。
一度煮込んだ煮汁は塩分や濃度が高くなっていることが多いため、次に使うときの工夫が大切です。
- 鶏チャーシューに使う
→ 鶏肉は豚よりも煮込み時間が短くて済むため、煮詰まった煮汁でもバランスよく仕上がります。 - 漬け込みチャーシューに使う
→ ほうじ茶や紅茶などで一度火を通した豚肉を、火を止めた煮汁に漬け込む方法。
加熱しないので、煮詰まりすぎる心配がありません。
このように少し工夫すれば、2回目の煮汁でも無理なくおいしいチャーシューを作ることができますよ。
鶏ももチャーシュー
煮汁に鶏もも肉を入れて煮るだけ。
豚チャーシューに比べて火の通りが早いので、短時間でしっとり仕上がります。




鶏むねチャーシュー
油分の少ない鶏むね肉でも、豚バラの煮汁を使えばジューシーに。
冷めても固くなりにくく、お弁当にもおすすめです。




漬け込みチャーシュー(ほうじ茶煮豚)
火を止めた後の煮汁に、熱々の塊肉を漬け込むだけ。
煮込まない分、あっさりとした仕上がりに。
ほうじ茶を加えることで香ばしさもプラスされます。




チャーシューを作ったら!その後も楽しむアレンジレシピ


自家製チャーシューは、作って終わりではありません!
そのまま食べるのはもちろん、アレンジすれば主役級のおかずやおつまみに早変わり。



ここでは余ったチャーシューをおいしく食べ切るアイデアをご紹介します。
チャーシューを刻んで使う
炙りチャーシューとチャーシュー炒飯
刻んだチャーシューを炒飯に混ぜて、上に炙ったチャーシューをトッピング。
香ばしさがたまりません。




チャーシューをピザに使う
ピザ生地がチャーシュー
酒粕チャーシューピザ(低糖質ミートピザ)
チャーシューを生地の代わりに使った、小麦粉不使用の低糖質ピザ。
酒粕みそで風味豊かに仕上げています。



お肉が生地のピザは具なしでも美味しい!



、、、というか生地が具材みたいなものだもんね。






ピザのトッピングにチャーシュー
チャーシューピザ
作り置きのチャーシューを刻んで、ピザの具材としてトッピング。
チーズとの相性も抜群です。




粉なしチャーシューダッチベイビー
卵とチーズで焼いた生地に、チャーシューと野菜をのせた新感覚の一品。
ボリュームがあり、朝食やブランチにもぴったりです。




ハムエッグ代わりにチャーシューエッグ
チャーシューエッグ(塩チャーシューver.)
ハムエッグのように、塩チャーシューを卵と一緒に焼いた簡単メニュー。
おつまみにも朝ごはんにも。




低糖質ラーメン風
チャーシューといえばやっぱりラーメンが定番の使い方です。



やはりこの使い方が一番しっくりくるかもですね!
もずくラーメン風 鶏むねチャーシューのせ
麺の代わりにもずくを使って、糖質オフのラーメン風に。
鶏むねチャーシューをのせて、満足感もばっちりです。




煮汁もチャーシューも、とことん活かそう!
チャーシューは、自分好みの味つけで作れるだけでなく、作り置きのおかずやアレンジ料理としても大活躍。
さらに、残った煮汁まで再利用できるから、食材も調味料も無駄にしません。
今回ご紹介したように、煮汁は炒め物・煮物・揚げ物・オーブン焼き・ソース代わりと幅広く使えます。
まさに“旨味の詰まった万能調味料”として、冷蔵庫にあるだけでお料理の幅が広がりますよ。
再度チャーシューを仕込むもよし、普段のおかずに加えるもよし。
ひとつの煮汁から、こんなにたくさんのメニューが楽しめるんだと驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?



ぜひ、チャーシューも煮汁も、最後の一滴までとことん楽しんでくださいね。
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煮豚・焼き豚・鶏チャーシュー・塩チャーシューなど、自家製チャーシューの作り方をまとめた記事はこちら
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これからチャーシュー作りに挑戦したい方も、レパートリーを増やしたい方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。