水溶性食物繊維のイヌリンが豊富で低糖質なお芋。
菊芋のレシピまとめです。
2017-11-22/リライト2019-12-05
菊芋とは
菊芋は元々は北米原産でインディアンの食糧源でした。
日本へは江戸末期から明治初め頃導入されましたが以降あまり普及せず、近年栄養価が非常に高いことがわかってようやく普及が進みつつある食品です
見た目生姜のようなゴツゴツしたお芋の菊芋は
お芋なのにデンプンが含まれていないので低糖質。
糖質制限さんの間でじゃがいもの代替食品として長年人気の食材です。
イヌリンが豊富
天然のインシュリンと言われる「イヌリン」という成分が豊富です。
イヌリンは水溶性食物繊維であり糖質の吸収を抑える働きがあると言われています。
そのため、血糖値や血圧の高めの方などに重宝されています。
菊芋の特徴
煮込むととろり
菊芋は煮込むととっろとろ。
このとろりが美味しくて丸ごと汁物に加えて煮込むのが特に好きです。
細く切って煮込むとすぐになくなります。
丸ごと揚げ
丸ごと揚げると外サク中とろりの食感が楽しい!
揚げると甘くなる
先ほど「丸ごと煮込むと中トロリ」とお伝えしましたが薄切りして油で揚げると甘くなるんです
菊芋チップス
ほんのり甘くなるので菊芋チップスはジャガイモやサツマイモのチップスとはまた違った美味しさがありますよ
マッシュポテトは苦手
菊芋が低糖質なら糖質高いじゃがいもの代わりにポテトサラダはどうかな?
皆さんそう考えるかと思いますが菊芋は加熱するとトロトロになります。
水分が多く、中がしっとりしているのでジャガイモのようなまとまりの良いポテトサラダにはなりません。
菊芋ポテトサラダ
一応作ることはできますがポテトサラダとは似ても似つかぬ別物です
菊芋グラタン
でも、この柔らかさを生かしてグラタンにすると美味しいんです
トロトロ菊芋マッシュを使ってホワイトソースいらずの菊芋グラタン
菊芋の使い方
じゃがいもの代わりに
一番使いやすいのがじゃがいもの代わりに使う使い方。
糖質制限さんが避けがちなジャガイモ料理は菊芋で代用するとぴったり。
*菊芋の時期ではない時はアボカドの使用がお勧め。
ローズマリーとにんにく、オイルで作るローズマリーポテトを菊芋で。
菊芋でアヒージョ
たっぷりオイルで周りカリッと中ほこっと。
じゃがいもが美味しいアヒージョメニューも菊芋で。
定番菊芋チップス
揚げたてに 青海苔とお塩をまぶしても。
揚げる前に干す一手間でパリパリに仕上げます。
とろーり菊芋でフランやグラタン
茹でて潰すととろっとしているので、グラタンやコロッケに使うとクリーミー。
チーズがよく合います!
菊芋フラン
こちらはクリームチーズを合わせて。
トマト煮にクリームチーズ和え菊芋マッシュをトッピングしています。
菊芋でピザ生地
じゃがいものように薄切りした菊芋をピザ生地代わりに使うのも美味しいですよ。
シチューや煮込み料理に
じゃがいもとラム肉を重ねて煮込む「アイリッシュシチュー」だって菊芋で作れます
もちろんカレーにだって菊芋を。
タイカレーのマッサマンに菊芋をプラス
味噌味にも合います
小麦粉を捏ねて煮込んだあったかメニュー、ほうとうに菊芋を。
まとめ
加熱でトロリとなり薄切りを揚げると甘い菊芋。
ポテトサラダ以外はじゃがいもの代わりに使える低糖質食材です。
あまり売られていないのが残念ではありますが
見かけましたらぜひお試しください