
グラタン皿で作る、揚げないチーズメンチです。
肉だねにチーズを包み、表面にだけパン粉をのせてトースターで焼きます。
スコップコロッケのような手軽さがありながら、メンチカツらしい香ばしさも楽しめるレシピです。
うさ子パン粉を全体にまぶさないぶん、通常のメンチカツより糖質を抑えやすいのもポイントです。
このレシピではチャーシューの煮汁を使ってコクを加えています。
シンプルな調味料で作る動画付きレシピはこちらでご紹介しています。


スコップメンチとは
スコップメンチは、メンチカツの肉だねを丸めずに耐熱皿に入れて焼く、手軽なアレンジレシピです。ひとつずつ成形する手間がなく、少量でも作りやすいのが特徴です。
もともとは、パン粉の代わりにアーモンドパウダーを使った低糖質メンチカツを作った際に、「メンチカツのおいしさは、カラッと揚がったパン粉のざくっとした食感と、たっぷりの肉だねの組み合わせにある」と感じたことがきっかけで生まれたレシピ。
そこで、少しでも糖質を抑えつつ、あの食感を楽しめるようにと考えたのがこのスコップメンチなんです。
スコップコロッケのように、表面にだけパン粉をのせてトースターで焼く。香ばしさを残しながら低糖質に仕上げています。



2016年の記事公開当時は「スコップメンチ」という言葉もあまり知られておらず、どんな料理か分かりにくいと言われることもありました。
現在ではさまざまなレシピが紹介されるようになりましたね。
基本の揚げないメンチカツ(パン粉を使ったレシピ)はこちらでご紹介しています。


材料(1〜2人分)
- 合挽き肉:300g
- 塩:小さじ1/4
- ナツメグパウダー:ひとふり
- 春キャベツ:2枚(みじん切り)
- 新玉ねぎ:1/4個(みじん切り)
- 酒:大さじ1
- 醤油:大さじ1/2
- プロセスチーズ:60g
- 玄米粉(または米粉・小麦粉):適量
- パン粉:適量(表面用)
- パセリ:少々(仕上げ)
チャーシュー煮汁を使う場合
酒と醤油の代わりに、チャーシューや煮豚の煮汁を使うとコクのある仕上がりになります。
今回は「ほうじ茶煮豚」の煮汁を使用しています。
▶ ほうじ茶煮豚の作り方はこちら(お好みで)


チャーシュー煮汁を使うメリット
チャーシューや煮豚の煮汁には、醤油・砂糖・旨味成分がすでにバランスよく含まれているため、調味料として使うだけで味が決まりやすいのが特徴です。



このブログでは「砂糖・みりんなし」のチャーシューレシピをご紹介しているので一般的な煮汁とは少し異なりますが、使うメリットとしては同じです。
特にメンチカツの肉だねに加えると、ひき肉の旨味と合わさってコクが深まり、シンプルな味付けでも満足感のある仕上がりになります。焼き上がりの色づきも良くなり、香ばしさが増すのもポイントです。



煮汁が入るだけで美味しくなるし、煮汁の消費にもなるので一石二鳥です。
※チャーシュー煮汁の活用レシピは他にもまとめています。
チャーシュー煮汁再利用レシピ一覧はこちら


作り方
1. 野菜を準備します
キャベツと新玉ねぎはみじん切りにします。塩ひとつまみをまぶしてしばらく置き、水分が出てきたらしっかり絞ります。余分な水気を除くことで、肉だねがべたつきにくくなります。
2. 肉だねを作ります
ボウルに合挽き肉を入れ、塩とナツメグパウダーを加えてよく練ります。
粘りが出てきたら、水気を絞ったキャベツと新玉ねぎを加えます。


さらにチャーシューの煮汁、または酒と醤油を加えて全体をよく混ぜ合わせます。


3. チーズを包みます
肉だねを4等分にし、ひとつずつ軽く空気を抜きながらまとめます。


適当な大きさに切ったプロセスチーズを中央に包み込み、形を整えます。
プロセスチーズなら溶け出しにくく、扱いやすいのでおすすめです。


4. グラタン皿に並べます
成形した肉だねの表面に玄米粉(もしくは薄力粉や米粉)を薄くまぶします。


グラタン皿にはあらかじめバターを塗っておき、肉だねを並べ入れます。


5. パン粉をのせて焼きます
表面にだけパン粉をふりかけます。


トースターで焼きます。1300Wで約30分が目安です。
途中で表面にしっかり焼き色がついたら、焦げすぎを防ぐためアルミホイルをかぶせて最後まで火を通します。


トースターで焼く時の注意点
- 機種によって火力が異なるため、焼き時間は様子を見ながら調整してください。
- 途中で表面に焼き色がついたら、アルミホイルをかぶせて焦げすぎを防ぎます。
- 厚みがあるため、中まで火が通るようにじっくり焼き上げます。
- 耐熱皿はトースター対応のものを使用してください。
- 油分が落ちる場合があるため、トレーや受け皿を敷いておくと安心です。
6. 仕上げます
焼き上がったら取り出し、刻んだパセリを散らして完成です。
表面は香ばしく、中からチーズがとろりと出てくる、食べごたえのあるスコップメンチになります。


作り方のポイント
- 野菜の水分はしっかり絞ると、肉だねがまとまりやすくなります。
- ひき肉は塩を加えて先にしっかり練り、粘りを出してから他の材料を加えます。
- チーズは溶け出しにくいプロセスチーズを使うと、仕上がりが安定します。
- パン粉は表面にだけのせることで、香ばしさを残しつつ軽い仕上がりになります。
- チャーシューの煮汁を使うと、調味料だけでは出せないコクと焼き色が加わります。
まとめ


グラタン皿で作るスコップメンチは、揚げずに手軽に作れて、少量でも楽しみやすいメンチカツ風レシピです。
表面にだけパン粉をのせて焼くので、香ばしさを楽しみながら糖質は控えめにしやすいのも嬉しいところ。中に包んだチーズがとろけて、満足感のある味わいに仕上がります。
今回はチャーシューの煮汁を使ってコクを加えましたが、酒と醤油でもおいしく作れます。お好みに合わせて作りやすい方法でお試しください。
シンプルな調味料で作る動画付きレシピはこちらです。
揚げないメンチカツの他レシピ
このブログでは、アーモンドパウダーやナッツ、油揚げなどを使った低糖質メンチカツもご紹介しています。詳しくはこちらのまとめ記事もご覧ください。
>>低糖質メンチカツレシピまとめ「メンチカツを低糖質にするには?」


用途や作り方に合わせて選べる、揚げないメンチカツのバリエーションです。









