
こんにちは!みすずです。
今回は、煮込まずに作れるさっぱり味の塩チャーシューをご紹介します。
味付けはなんと「お塩だけ」。
豚バラ肉に塩をすり込み、数日おいて塩豚に仕込んでから、フライパンで焼き色をつけてオーブンでじっくり蒸し焼きにします。
煮汁を使わないので、タレの管理や保存の心配もなし。
お肉の旨みがしっかり感じられる、シンプルながら満足感のある一品です。
うさ子おもてなしや作り置きに、ダイエット中で調味料を控えたいときにもぴったりです。
材料
まずは材料を準備しましょう。
豚バラ塊肉 1kg
塩 大1~
肉の大きさによって調節してください
作り方
シンプルな材料ですが、下ごしらえを丁寧に行うことで、しっとり美味しい塩チャーシューに仕上がります!
1. 豚肉に塩をすり込み「塩豚」にします
- 豚バラ塊肉全体に塩をまんべんなく揉み込みます。
- キッチンペーパーで包み、ぴったりとラップで覆います。
- ジップロック袋に入れ、空気を抜いて冷蔵庫へ。
- 1日1回ペーパーとラップを交換しながら、2〜3日寝かせましょう。
調理の1時間ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻します。





塩を振ってしばらく置くと、豚肉の水分が抜けるので赤色が濃くなってきます!
2. 塊肉をタコ糸で縛ります
脂身が上になるように巻くか、半分に折り、タコ糸できゅっと縛ります。こうすることで形が整い、見た目も美しくなります。


3. フライパンで表面を焼き付けます
フライパンを熱し、油をひかずに豚肉を入れます。


各面をしっかり焼いて、香ばしい焼き色を付けましょう。


4. アルミホイルで包んでオーブンへ
焼き色をつけた豚肉を取り出し、アルミホイルを2〜3枚重ねてぴったりと包みます。


耐熱皿にのせ、200度に予熱したオーブンで30〜40分蒸し焼きにします。


焼き上がったらオーブン庫内にそのまま放置。余熱で火を入れます。
粗熱が取れたら取り出し、完全に冷めたら冷蔵庫で一晩しっかり冷やします。



冷蔵庫で冷やすと薄く切りやすくなります。でも焼きたてを食べても美味しいですよ。
5. カットして盛りつけます
食べやすい厚さに切っていただきましょう。


ゆで卵を添えると彩りもアップします。


ほんのり塩味でさっぱりとした仕上がり!
余分なタレがないので、お弁当やおつまみにもおすすめです。
ちなみに、同じく塩味で仕上げるチャーシューレシピとして、酒と塩で煮込むチャーシューの作り方をこちらの記事でご紹介しています!
煮込み派の方はぜひこちらもご覧ください。


調理のコツ
塩チャーシューをおいしく作るコツをまとめました。
- 塩豚は数日寝かせると、旨みがぐっと引き出されます。
できれば2〜3日、毎日ペーパーとラップを替えながら冷蔵庫で寝かせてください。 - タコ糸でしっかり縛ることで、形が整って仕上がりが美しくなります。
縛るのが初めての方は、詳しいやり方をこちらで紹介しています。
▶︎ 塊肉のタコ糸の縛り方を見る - フライパンでの焼き付けは香ばしさを出す大事な工程。
全体に焼き色をつけることで、風味もぐっとアップします。 - オーブンのあとはしっかり冷ますのがポイント。
すぐに切ってしまうと肉汁が出てしまうので、庫内でゆっくり冷まし、粗熱が取れてからカットするかもしくは冷やします。個人的には翌日のほうが味が馴染んでいて美味しく感じます。
アレンジ例
塩チャーシューを使ったアレンジレシピをご紹介します。
- 塩チャーシューとキャベツの卵グラタン
チーズと卵でとろっと仕上げる優しい味わい。
▶︎ グラタンレシピはこちら - チャーシューエッグ(ハムエッグのアレンジ)
朝ごはんやお弁当にも◎
▶︎ チャーシューエッグの作り方




そのほか、薄切りにしてサンドイッチやバインミー風にしたり、厚切りにしてお弁当のおかずに、細かく切ってチャーハンの具にしても◎。
保存方法
- 冷蔵保存:
切らずに塊のままラップで包み、保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。
3〜4日を目安に食べ切ってください。 - 冷凍保存:
食べやすくカットして1切れずつラップし、ジップ袋に入れて冷凍庫へ。
約3週間ほど保存できます。使うときは冷蔵庫で自然解凍してください。
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