
今回は、フライパンで焼く「マヨネーズ入りチーズクルチャ」の作り方をご紹介します。
チーズクルチャは、日本では「チーズナン」と呼ばれることも多い、チーズ入りの平焼きパンです。お店ではタンドールで焼かれることが多いですが、家庭ではフライパンでも手軽に作れます。
このレシピでは、チーズにマヨネーズを加えることで、焼き上がりのチーズがよりなめらかに、とろりと溶けやすくなるようにしています。生地はヨーグルトでこねるので、しっとりやわらか。砂糖やみりんは使わず、シンプルな味わいに仕上げます。
うさ子チーズの伸びやとろけ感を重視したい方におすすめのチーズナンです。
記事の最後ではホエイを仕込み水に使ったチーズナンもご紹介しています。
チーズナンの包み方や焼き方を動画で確認したい方は、ベーキングパウダー入りのチーズナンレシピもあわせてどうぞ。
>>フライパンで焼くヨーグルトチーズナン


チーズクルチャとは
チーズクルチャとは、インド料理店などで見かけるチーズ入りのナンのようなパンです。日本では「チーズナン」の名前で親しまれていることが多いですね。
本来はタンドールという専用の窯で焼きますが、家庭で作る場合はフライパンやスキレットでも作れます。今回は、身近な材料で作りやすいよう、フライパンで焼くレシピにしました。
中にチーズを包んで焼くので、焼きたてを切ると中からチーズがとろりと出てきます。カレーに添えるのはもちろん、そのまま軽食として食べてもおいしいですよ。
このレシピの特徴
チーズにマヨネーズを加えます
今回のチーズクルチャでは、シュレッドチーズにマヨネーズを加えています。
チーズだけで包んでもおいしく作れますが、マヨネーズを加えることで、焼いたときにチーズがよりなめらかに溶けやすくなります。とろりとしたチーズ感を楽しみたい方におすすめの作り方です。
ヨーグルトでこねるしっとり生地
生地には水ではなく、プレーンヨーグルトを使います。
ヨーグルトでこねると、生地がしっとりとやわらかくなります。焼き上がりも固くなりにくく、家庭のフライパンでも食べやすい仕上がりになります。
ヨーグルトの代わりに、ホエイや水で作ることもできます。ホエイを使うと、生地のきめが細かくなり、少しあっさりとした仕上がりになります。
砂糖・みりん不使用です
お店で食べるチーズナンは、甘めに感じるものもありますが、今回は砂糖やみりんは加えていません。
粉、塩、ヨーグルト、バターを使ったシンプルな生地なので、チーズの塩気やマヨネーズのコクが引き立ちます。甘くないチーズクルチャを作りたい方にも向いています。
材料 (1枚分)
- 国産強力粉:150g
- 塩:小さじ1/4
- 無塩バター:5g
- プレーンヨーグルト:120g
- シュレッドチーズ:30〜40g
- マヨネーズ:大さじ2
材料の補足
ヨーグルトの代わりに、ホエイや水 ( 90~95cc)でも作れます。水で作るとシンプルな生地に、ホエイで作るとややあっさりとして、きめの細かい生地になります。
チーズはシュレッドチーズを使用します。チーズの量は30〜40gを目安に、お好みで調整してください。多く入れると中身が出やすくなるので、初めて作る場合は控えめにすると包みやすいです。
プレーンヨーグルトは今回は自家製豆乳ヨーグルトを使用しました。市販品でも大丈夫ですよ。
玄米と豆乳で作ります。
>>作り方はこちら


作り方
生地を作ります
作り方、材料はプレーンナンと同じです。詳しい作り方はこちらをどうぞ
>>基本のプレーンナンの作り方はこちら


- ボウルに強力粉と塩を入れ、ざっと混ぜます。
- 無塩バターを小さくちぎって加え、粉にすり混ぜるようにしてなじませます。
- プレーンヨーグルトを加え、全体をざっくりと混ぜます。このとき、なめらかになるまでしっかりこねる必要はありません。
粉っぽさが少し残るくらいで大丈夫です。なんとなくまとまって、カリフラワーのようなぽろぽろとした状態になれば止めます。


生地を休ませます
生地をひとまとめにし、ラップをかけて30分以上休ませます。
休ませることでグルテンが落ち着き、生地が伸ばしやすくなります。
時間がある場合は、冷蔵庫で24時間ほど寝かせるのもおすすめです。
長く休ませると、生地の表面がなめらかになり、小麦の旨味も感じやすくなります。
上がこねた直後の生地、下は冷蔵庫で24時間休ませた生地。


酵母はないので発酵しませんが、ヨーグルトの効果で少しふっくら、また寝かせることでグルテンが落ち着き表面が滑らかになります
チーズを包みます
休ませた生地を台に取り出し、麺棒で四角く伸ばしチーズを乗せます。


その上にマヨネーズを絞ります。


生地の端を中央に集めるようにして、風呂敷包みのように閉じます。中のチーズとマヨネーズが出てこないよう、閉じ目はしっかりつまんでください。


閉じたら、手でやさしく押さえて少し平たくします。強く押しすぎると中身が出やすいので、様子を見ながら整えます。
フライパンで焼きます
フライパンを熱し、生地の閉じ目を下にして入れます。


使用しているフライパンについて見る ▼
ロッジ スキレット10・1/4インチを使用しています。
蓋をして、弱火でじっくり焼きます。厚みがあるため、表面だけを強火で焼いてしまうと、中まで火が通る前に焦げやすくなります。
焼き色がついたら裏返し、反対側も蓋をして焼きます。


中のチーズが溶け、生地にしっかり火が通るまで、通常のナンよりも長めに焼くのがポイントです。
チーズの付近の生地が生焼けになりがちです。


切り分けます
焼き上がったら取り出し、食べやすい大きさに切り分けます。
表面が香ばしく焼けているため、ピザカッターよりも包丁の方が切りやすいです。


焼きたては中のチーズが熱くなっているので、火傷に気をつけてください。
作り方のポイント
生地はこねすぎなくて大丈夫です
この生地は、パンのようになめらかになるまでしっかりこねる必要はありません。
粉とヨーグルトがざっくりまとまり、カリフラワーのような状態になれば大丈夫です。休ませている間に生地が落ち着き、成形しやすくなります。
生地はしっかり休ませます
最低でも30分ほど休ませると、生地が扱いやすくなります。
時間に余裕がある場合は、冷蔵庫で一晩から24時間ほど休ませると、よりなめらかで伸ばしやすい生地になります。
弱火でじっくり焼きます
チーズクルチャは中に具材を包んでいるため、通常のナンより厚みがあります。
強火で短時間焼くと、表面だけ焦げて中が生焼けになることがあります。蓋をして弱火でじっくり焼き、中まで火を通してください。
チーズの入れすぎに注意します
チーズをたっぷり入れるとおいしいですが、入れすぎると包みにくく、焼いている途中で中身が出やすくなります。
初めて作る場合は、チーズ30g程度から試すと作りやすいです。慣れてきたら、お好みで少し増やしてください。
包み方のアレンジ
今回は、丸く伸ばした生地の中央にチーズとマヨネーズをのせ、風呂敷包みのようにして閉じる方法で作っています。
より形をきれいに整えたい場合は、生地を2等分してそれぞれ丸く伸ばし、片方にチーズとマヨネーズをのせ、もう片方をかぶせて周囲を閉じる方法もあります。


この方法だと厚みが均一になりやすく、丸い形にも整えやすいです。中身が中央に偏りにくいので、見た目をきれいに仕上げたいときにも向いています。
ヨーグルトの代わりにホエイで作る場合
水切りヨーグルトを作ったときに出るホエイがある場合は、ヨーグルトの代わりに使うこともできます。


ホエイで作ると、ヨーグルトで作るよりも少しあっさりとした生地になります。きめも細かくなり、焼き上がりの印象が少し変わります。
記事内にホエイで作った写真がある場合は、ヨーグルト生地との違いとして紹介すると、読者にもわかりやすくなります。
チーズクルチャに合うカレー
チーズクルチャは、そのまま食べてもおいしいですが、カレーに添えるとより満足感のある一皿になります。
チーズとマヨネーズのコクがあるので、スパイスの効いたカレーや、野菜の甘みを感じるカレーともよく合います。
甘くない生地なので、濃厚なカレーにも合わせやすいです。通常のナンとはまた違った、チーズ入りならではの食べごたえを楽しめます。
まとめ
マヨネーズ入りチーズクルチャは、チーズにマヨネーズを加えることで、とろりとなめらかなチーズ感を楽しめるフライパンレシピです。
生地はヨーグルトでこねるので、しっとりやわらか。しっかりこねなくても、休ませることで扱いやすい生地になります。
砂糖やみりんを使わないシンプルな味付けなので、カレーにも合わせやすく、甘くないチーズナンを作りたいときにもおすすめです。
焼くときは、蓋をして弱火でじっくり。中のチーズがとろけるまで、少し長めに焼いて仕上げてください。
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