こんにちは!みすずです。
今回は、混ぜて冷やすだけ!砂糖なし・チーズなしのレアチーズ風デザートをご紹介します。


砂糖をかぼちゃで、クリームチーズを水切りヨーグルトで、生クリームを豆乳で代用します!
かぼちゃの自然な甘さを活かした罪悪感ゼロのヘルシーデザート。クリチや生クリームが入らないのでかなりあっさりとした風味です。
今までこのブログではクリームチーズと生クリームが入ったお砂糖なしかぼちゃレアチーズやお砂糖なしかぼちゃベイクドチーズケーキをご紹介してきました。
今回のレシピはそれらに比べグッと低カロリー。でも、しっかり濃厚な風味がお好きな方は今回の分量はそのままにクリームチーズや生クリームに代えて作ることもできます。お好みで調整してくださいね。



あっさりしてるけど、しっかりカロリーダウンなので罪悪感なし。



これならダイエット中や筋トレ中の方にもおすすめできますね。
動画レシピ
▶【混ぜて冷やすだけ】砂糖なしチーズなし満足感◎かぼちゃレアチーズの作り方


材料(100ccの容器×4個分)


- かぼちゃ(ホクホク系)…250g(茹でてつぶして150g)
- 水切りヨーグルト または ギリシャヨーグルト…100g
- 無調整豆乳…100g
- 粉ゼラチン…5g
- 水(ゼラチンふやかし用)…20ml
豆乳について
国産大豆の豆乳をお探しなら、ふくれんがおすすめ!100%九州産大豆の豆乳でとろりと濃厚です。
お菓子作りに向くかぼちゃとは (▼クリックで開きます)
お菓子作りに向くかぼちゃは、「味平かぼちゃ」や「栗かぼちゃ系」(栗マロンかぼちゃ、恋するマロンなど)「雪化粧かぼちゃ」「えびすかぼちゃ」など、ホクホクしていて甘みの強いかぼちゃがおすすめ。
水分の多いかぼちゃは潰したときにべちゃっとなるので、ポタージュスープなどに向きます。



品種が書かれていないかぼちゃもあるので、記載のあるかぼちゃを選ぶと失敗がないですよ。
材料アレンジ (▼クリックで開きます)
- 甘さを加えたい:ラカントやエリスリトールなどの自然派甘味料を好みの量加えて。
- 風味をつけたい:バニラエッセンスやシナモンパウダーを少量プラス。
- 無調整豆乳の代わりに:調整豆乳・低脂肪乳・アーモンドミルク・オーツミルクなどでもOK。
- タンパク質を強化したい:バニラ、バナナ、ミルク系のプロテインを10g加える。
- もっと濃厚にしたい:水切りヨーグルトをクリームチーズに、豆乳を動物性生クリームに変更。



フレーバー付きプロテインを加えれば、甘さとコクのアップ&タンパク質補強の両方が叶います。
プロテイン入りバージョンのレシピは後ほどブログに書きますね。
クリームチーズと生クリームを使う場合は、こちらを参照してください。
>>砂糖なしかぼちゃレアチーズ


作り方
手順は以下の3ステップ。
1. 下準備
- ゼラチンを冷水に入れふやかす。
- かぼちゃを適当な大きさに切り加熱。
- 鍋の場合:7〜8分
- 電子レンジの場合:600w3分30秒
- ②を潰し150gに計量
2. 混ぜる
- かぼちゃに水切りヨーグルトを加える。
- 豆乳を加えさらに混ぜる。
- ゼラチンを溶かす。
- 電子レンジの場合:600w20秒
- 鍋の場合:湯煎で溶かす
- 溶かしたゼラチンを②へ加えよく混ぜる。
3. 冷やし固める
- 100ml容器×4 or 500ml容器×1に生地を流し入れる。
- 空気抜きして冷蔵庫で冷やし固める。
- 翌日以降が美味しい。
- 4日目以降は味が落ちるのお早めに。
ここからは手順画像を交えて作り方を説明します。
下準備
【1】水切りヨーグルトを作ります
- ザルに厚手のキッチンペーパー(リード等)を敷き、中にヨーグルトを入れます。
- キッチンペーパーを中央に寄せヨーグルトを包み、上に重石(水の入った蓋付容器など)をのせます。
- 冷蔵庫に一晩置きます。



今回は市販の「ギリシャヨーグルト」を使用しています!


【2】ゼラチンをふやかします (▼クリックで開きます)
ゼラチンは4倍の冷水に振り入れ、しばらく置いてふやかします。





ゼラチンを増やせばかっちりした仕上がりに、
逆にゼラチンを減らすとゆるい仕上がりになります。
【3】かぼちゃを茹でます (▼クリックで開きます)
かぼちゃは皮と種を取り除き、適当な大きさに切ります。
- 鍋で茹でる場合:水100mlと塩ひとつまみ (共に分量外) を加え、蓋をして中火。蒸気が上がってきたら弱火にして7〜8分加熱。
- 電子レンジの場合:耐熱皿に入れて水 大さじ1 (分量外) を加えてラップ。600Wなら3分30秒、500Wなら5分加熱し取り出して塩を振ります。





お好きな方法で加熱してください。
【4】潰して計量します (▼クリックで開きます)
やわらかくなったかぼちゃを取り出し、皮を取ります。


フォークやマッシャーなどで潰します。


裏漉しするのがおすすめです。
つぶし残した塊や、取り残したかぼちゃの皮、種など全て外すことができるので、きれいな仕上がりになります。
ボウルに漉し器を乗せ、かぼちゃ(潰してなくてもOK)を少量ずつのせゴムベラ等で潰し濾します。







私はお菓子作りの「かぼちゃ」「さつまいも」は必ず裏漉しする派!
裏漉しすると仕上がりが綺麗になるのでテンションも上がります。でも潰すだけでも全く問題ないので、お好みの方法で作ってくださいね。
裏漉しなし


裏漉しあり


潰したかぼちゃを150gに計量しておきます。
混ぜる
【1】かぼちゃのボウルに水切りヨーグルトと豆乳を加え混ぜます (▼クリックで開きます)
潰したかぼちゃに水切りヨーグルト(またはギリシャヨーグルト)を加えゴムベラ(または木べら等)でよく混ぜます。


豆乳を2回に分けて加え、その都度よく混ぜ合わせます。





豆乳は液体なので、ドロっとしたかぼちゃにいきなり全量を加えると少しだけ混ぜにくいです。
2回に分けて加え、その都度しっかり混ぜ込んであげると混ぜやすいですよ。
【2】ゼラチンを溶かします (▼クリックで開きます)
ふやかしたゼラチンを溶かします。
600Wで20秒ほど加熱します。



すぐに解けるので豆乳まで混ぜ終えてから溶かしましょう!
個人的にはこちらがオススメです。



「加熱しすぎ」の失敗がないので初心者さん向きです。
かぼちゃを茹でる時に使用した鍋を再利用しましょう。
- 鍋に水を適当に追加し、火にかけ沸騰させて火を止めます。
- 火を止めた湯の中にゼラチンをふやかした器を入れ、そのまま放置。


溶かすのに時間がかかるので、ヨーグルトを加える前にセットしておくと豆乳を混ぜ終えた頃ちょうど溶けています。
【3】ゼラチンを加えます (▼クリックで開きます)
ゼラチンは冷たいと固まってしまうので、ここは手早く混ぜ込みます。
ゴムベラを外し、泡だて器に持ち替えます。
溶かしたゼラチンをボールの中に細く垂れ流し入れます。入れながら泡だて器でしっかりと混ぜ込んでいきます。





ここが一番のポイント!ゼラチンがダマにならないようしっかり混ぜ込みましょう。
冷やし固める
お好きな容器に流し入れて、冷やし固めましょう。
【1-1】小さく作る場合 (▼クリックで開きます)
100ml程度の器4つに分け入れます。
生地を少量ずつおたまですくって器に流し入れていきます。





使用した器は20年ほど前にケーキ屋さんで買った抹茶ムースが入っていたものなんです。
【1-2】大きく作る場合 (▼クリックで開きます)
500ml程度の蓋付き容器やお弁当箱などを使います。
生地を器に全量流し入れます。


今回使用したのはイワキの耐熱ガラス容器「パック&レンジ」(15.6×15.6×5.5cm)です。


【2】空気抜きします (▼クリックで開きます)
どちらの器の場合も、ダスターの上でトントンとして生地の中の空気を抜きます。





豆乳は泡立ちやすいので、泡だて器で混ぜたタイミングでかなりの気泡が入るんですよね。
冷蔵庫で冷やし固めましょう。
- 小さい方は2〜3時間で固まります。
- でもおすすめはどちらも一晩!砂糖を使っていないため、味が馴染むのに時間がかかるからです。
日持ちについて
冷蔵で3日目までが美味しくいただけます。
4日目以降は味が落ちてくるので、早めに食べきるのがおすすめです。
盛り付け


ギリシャヨーグルトをトッピングし、ミントの葉を添えて完成!



飾り付けには自作した水切りヨーグルトよりもギリシャヨーグルトがオススメ。
水切りヨーグルトよりもしっかりと水が切れているからです。
まとめ
クリームチーズ、生クリーム、かぼちゃを使ったお砂糖なしかぼちゃレアチーズはとても濃厚でしっかり甘い仕上がりになりますが、今回の「低カロリーバージョン」はかなりあっさりした風味。
そのため、材料アレンジのところでお伝えしたようにお好みで甘味料を加えたり、フレーバー付きプロテインを加えたりして味を整えてくださいね。



プロテイン入りはもっちりさがアップ。
風味も加わり意外と美味しいですよ!
ぜひ、ヘルシーなおやつ作りをお楽しみください!
他にもあります!かぼちゃスイーツレシピ
「お砂糖なしのスイーツを作りたいけど、もっと濃厚にしたい…」
「クリームチーズが余っているので使いたい」
そんな方には、以下のレシピもおすすめです。





