こんにちは!みすずです。
「蒸し料理がしたいけど、蒸し器がない!!」、、こんな時、皆さんはどうされていますか?
今回は蒸し器の代用を3パターンご紹介します。

そして文末では我が家で使っている蒸し鍋3つも掲載しているのでぜひご覧ください。

私が以前使っていた代用品をご紹介しています。
これから購入される方の参考になりましたら幸いです。
動画はこちら
>>【蒸し器の代用3選】フライパンや鍋で!蒸し器がなくても蒸し料理を楽しもう
蒸し器の代用3パターンをご紹介





蒸し鍋を買わなくても手軽に蒸し料理がしたい時に使える方法です。
器のものを蒸す場合
プリンや茶碗蒸しなど、器に入ったものを蒸したい時は、湯を沸かした鍋やフライパンの中に直接入れて蒸すことができます。


使用鍋について
アサヒ軽金属のワイドオーブンを使っています。


- フライパンもしくは鍋にお湯を沸かします。水の量は蒸したい器の高さの1/3〜半分程度。
- 器にアルミホイルをかぶせます(もしくは蓋に濡れぶきんをかませます)
- お湯が沸いたら底に布巾(もしくはキッチンペーパー)を入れ、その上に器を乗せます。
- 通常通りします。



コンロの火と器の距離が近いので、鍋底に布巾を敷きます。
器にアルミホイルをかけるのが面倒な場合は「蓋に濡れ布巾をかませる」でも構いませんが、器の中身に布巾が当たらないように気をつけてください。



実は私はこれよくやりました。。
クッキングシートを使う場合
次はフライパンにクッキングシートを敷いて蒸す方法をご紹介します。
これは主に肉まんや焼売など。器ではなくて小さいものを蒸す場合です。


使用フライパンについて
バッラリーニのサリーナ(28cm)を使っています。


- クッキングシートをフライパンより大きめに出します。
- シートの下に水を入れます(水の量はフライパンのサイズによって異なりますが、1カップ〜3カップ程度です)
- シートの上に肉まんなど蒸したいものを並べます。
- 蓋をして蒸します。蓋からの水滴がかかる場合は、菜箸を噛ませたり、濡れ布巾を噛ませたりします。
蒸し時間は、通常よりも1〜2分短くした方がうまくいきます。



我が家ではこの方法は主に子どもの朝ごはんに。肉まんを温めたい時などに使っていました。
器具を使って蒸す場合
ここでは4種類の器具をご紹介します。
蒸しラック
1つ目にご紹介するのは蒸しラック。
蒸し板、蒸し皿とも呼ばれます。
これは脚のついた網で、水を入れた鍋に直接入れて使います。



ケーキクーラーなども同様に利用できます。
我が家ではアサヒ軽金属のシリコンスチーマーを使用しています、、がこちらはすでに生産終了しているんですよね。ご紹介できなくて残念です。


他の製品も形状は同じです。網状になっており裏側に脚がついています。





これは私は圧力鍋で豚バラ塊肉を蒸したい時に使用していました。
残念ながら廃盤品なので、似た商品のリンクを貼っておきますね。




- 鍋に水を入れ沸かす
- その中にラックを入れる。
- ラックの上に蒸す食材をのせる
蒸しラックは径が変えられないので、購入時には使用する鍋サイズに合ったラックを購入するように気をつけてください。
この方法なら土鍋や圧力鍋など手持ちの厚手の鍋にラックを入れ、蒸し調理が可能です。



加圧調理で使用する場合は、お使いの圧力鍋の専用スチーマーなどを使われた方が安全です。
平ザル
平らなザルを蒸し器代わりに使います。


この場合は足がついていないので、下に耐熱皿が必要です。





平ザルは無印良品にもありました!


- 鍋に水を入れ沸かす。
- その中に耐熱皿を入れる。
- 耐熱皿の上に平ザルを乗せ、蒸す食材をのせて蒸す。
落し蓋
次は耐熱皿とステンレス落し蓋です。




サイズ調節ができるので手持ちの鍋に合わせて使うことができます。


- 鍋に水を入れ、耐熱容器を入れ、容器の中にも水を入れます。
- 容器の上に落し蓋をのせます。
- 落とし蓋の上に食材を乗せ、蓋をして蒸します。


ステンレス蒸し器
最後はステンレス折りたたみ蒸し器、蒸しかごなどと呼ばれる製品です。



ダイソーで300円(税抜)で買えました。




折りたたみができるザルで足がついており、直接湯を沸かした鍋の中に入れて使用できます。


この製品は高さがあるので収納にはかさばりますが、側面があって安定感があり、使いやすいと思います。





ソーセージとさつまいもを蒸してみました!
- 鍋に水を入れ沸かします。
- お湯が沸いたらステンレス蒸し器(蒸しカゴ)を直接入れます。
- 食材を乗せ、蓋をして蒸します。
器具を使って蒸す場合のまとめ



これらの方法ならストウブ鍋を蒸し器の代用として使うことができます。
器具を使う方法を4つご紹介しましたが、どれも基本的には同じ使い方です。
鍋にお湯を沸かし、その中に器具を入れるかもしくは耐熱皿を入れてから器具をのせます。
違いは耐熱皿が必要か必要でないか、だけ。
なので、あなたが使いやすい方法で試してみてください。
ポイントはお手持ちの鍋のサイズと、器具のサイズを合わせること。鍋に入らないサイズのものを買ってしまわないように注意してください。
おすすめ蒸し器3選
では最後に、私が使っている蒸し器をご紹介します。
といっても大きな蒸し器があるわけではなく、私は蒸し調理ができる鍋を使用しています。
美味しく蒸し料理を楽しむなら、代替品ではなくスチーマーが1つあると便利なんですよね。
これから蒸し器の購入を検討されてる方の参考になりましたら幸いです。



最近はせいろを購入される方も増えましたね。



せいろ購入をめっちゃ悩みましたが、、、アサヒ軽金属のスチーマーを使い続けることにしました。洗いやすいですから。
ストウブ鍋の専用スチーマーセット
1つ目は無水調理もできる人気の鍋、staubココットラウンド。ストーブ鍋には専用のスチーマーが販売されています。


ストウブ鍋は素材の旨味をしっかり引き出してくれ、水分を逃さない調理ができる密閉性の高い鍋。
この鍋で蒸したらスチーム料理も美味しく仕上がりそうですよね(ところが実際比べてみたら私にとってはアサヒ軽金属の方が美味しかったので、現在はアサヒ軽金属の鍋でばかり蒸しています)
ストウブ鍋専用スチーマーは、26cm、24cm、22cmの3種類が販売されています。
それぞれご紹介しますね。
ストウブココットラウンド26cmスチーマーセット
我が家で使っているのがこの26cmスチーマーセット。



26cmは鶏肉2枚を1度に蒸せるサイズです。


ここで1つ注意!
26cmのスチーマーは単体購入はお控えください。
「staub鍋とスチーマーのセット」で購入しないとスチーマーが鍋にぴったりとはまらないことがあるそうです。
ちなみに私は、、、Amazonで26cmスチーマーのみを購入。
見事手持ちのstaub鍋にはまりませんでした。



まさかそんなことがあるなんて、、、びっくりです。
だから26cmスチーマーは公式サイトでの単体販売がないんですよね。
ちなみに24cmと22cmのスチーマーは公式サイトでも販売されているのでこちらは大丈夫そう。
「手持ちのstaub鍋にハマらない」なんてことはなさそうです。
ストウブスチーマーインサート24cm
24cmのストーブココットラウンドにセットして使えるスチーマーです。



24cmは鶏肉1枚を蒸すことができます。


ストウブセラミックスチーマーバスケット22cm
鍋の中に入るタイプのスチーマーです。



22cmは肉まん(コンビニサイズ)が2つ入る大きさ。


ストウブスチーマーの旧製品について
我が家で使用しているのは26cmスチーマーの旧タイプ。
以前販売されていたのは鍋の中に入れて使うスチーマーだったんです。
現行品は鍋の中に入るタイプではなく、鍋の上に乗せるタイプのスチーマーです。


staub鍋の難点
人気のストーブ鍋は、食材を詰めて煮込むだけ、プロ並みのお料理ができると評判。ですが、イマイチな点もあります。
長年使用してきた私が感じるデメリットを3つお伝えします。
- 重い
- 26cmは収納場所の確保が難しい
- 2段蒸しができない
蒸し料理といえば、せいろを何段も重ねて1度に蒸すようなイメージを浮かべませんか?
ストウブのスチーマーは上に重ねることができないので、一度に沢山蒸したい場合には不向きです。
26cmのスチーマーセットは大量に蒸すことができるので重宝しますが、鍋が大きいため重量があり、またかさばるので収納場所に困ります。
アサヒ軽金属オールパン / ワイドオーブン
続いてご紹介するのはアサヒ軽金属です。
こちらは国産の全面多層構造鍋。熱伝導率が高く、油なしで焼いたり、水なしで茹でたりすることができます。


同社の人気商品がオールパンで、その両手鍋バージョンがワイドオーブン(上の写真はワイドオーブンです)





オールパンもワイドオーブンも性能はほぼ同じ。
こちらがオールパンです。


アサヒ軽金属の鍋とストーブ鍋とで、どちらが美味しく蒸せるのか1度比較してみたことがあります。


結果はアサヒ軽金属の圧勝(個人の感想です)
とても美味しく蒸すことができたので、これから蒸し鍋を購入検討されている方には、アサヒ軽金属をお勧めしたいです。
ワイドオーブンよりオールパンが好き
我が家ではアサヒ軽金属の鍋を5種使用していましたが、オールパンは古くなり破棄したので手元にありません。
アサヒ軽金属の製品は公式の有料修理サービスをお願いすることもできます。私は一度だけ修理を利用させていただきましたが、送料が高額、大きいので梱包が大変で、2度目は受けずに破棄してしまいました。
オールパンを破棄した今、これまで使っていなかったワイドオーブンを使い倒しているというわけです。



個人的には両手鍋のワイドオーブンは使いにくくて、、、
オールパンの方をお勧めしたいです。


アサヒ軽金属のスチーマーについて
アサヒ軽金属のスチーマーは、オールパン、ワイドオーブン共通で使用できます。
鍋とは別売りになります。
アサヒ軽金属のスチーマーは二段重ねでの使用も可能。なので2段調理がしたい方にはこのアサヒ軽金属をお勧めしたいです。





私は2段調理がしたかったのでスチーマーを2つ買いました。
オールパンゼロとオールライトの違い
実は私がオールパンを購入したのはもう10年ほど前。なので、知らないうちに鍋の種類がかなり増えていました。
現在はオールパンにはオールパンゼロとオールライトの2種類があります。
オールパンライトはオールパンを軽くしたタイプ。
なので(使い比べてないので分かりませんが、ネット情報によると)美味しく調理できるのはオールパンゼロ、おいしさよりも軽さを取りたい方にはオールパンライトが向くようです。
ワイドオーブンについて
さて最後に我が家で現在使用しているワイドオーブンについてご説明します。
ワイドオーブンは下の鍋と上蓋、ガラス蓋、の3種が付属します。


上蓋にガラス蓋をはめて調理することも可能。
上蓋を使ってフライパン代わりにパンケーキを焼くこともできますし、下の鍋にパン生地などを入れて上蓋目一杯まで膨らませて、上下を返して加熱をして焼き上げると言うこともできちゃいます。



私はこの点に惹かれて購入したのですが、実際は鍋が重くて上下を返すのは難しかったです。
ワイドオーブンの難点
- 取っ手が小さいので持ちにくい
- 重い(staub26cmよりは軽いですがそれでも重いです)
- 持ち手が熱くなるので専用カバー必須(staub鍋以上に熱くなり、布巾などでは対処できません)
- 無水調理はできません
ホットクック24G (2.4L)
最後にご紹介するのは電気鍋です。
シャープの自動調理鍋ホットクック(G)にはスチーマーが付属し、蒸し調理ができます。




電気で加熱するので調理中に火のそばにいる必要がありません。



手軽に調理できるのが最大の特徴。


ホットクックの難点
内盖の中央に「混ぜ技」をはめる突起があるので、この部分を避けて蒸す具材を並べる必要があります。
また、蓋までの距離が短いので高さのあるものを蒸すことができません。
- 一度に多くの量を調理できない
- 高さのあるものが蒸せない



プリンや茶碗蒸しなどは使用できる器を選びます。
蒸そうと思ったら蓋が閉まらない、、、なんてことが2度あったので、以降私はホットクックでは蒸し調理を行和なくなってしまいました。



アサヒ軽金属やストウブ鍋なら確実に入るので、入らない心配がない方法をチョイスしちゃってます。
あなたに合った蒸し調理を楽しんでください
少し長くなりましたが、今回は蒸し器がない場合の代用3パターンとお勧め蒸し器をご紹介しました。
鍋やフライパンを使った蒸し調理は、収納場所にも困りませんし手軽に蒸し調理が楽しめます。
お勧め蒸し器の話が長くなったのでざっとまとめますね。
- 手軽に蒸し調理がしたい:ステンレス落とし蓋
- 一度にたくさん調理したい:ストウブ26cmスチーマーセット
- 美味しく調理したい:アサヒ軽金属
- 手持ちのストウブ鍋(24cmもしくは22cm)がある:ストウブのスチーマー
- 電気でほったらかし調理がしたい:ホットクック



蒸し調理用にこれから鍋を購入される方にはアサヒ軽金属がおすすめ!



蒸し調理も無水調理も両方したい方にはストウブ鍋がおすすめです。
私の蒸し器遍歴
最後に私の蒸し器遍歴をお話しします。
幼少期は角型蒸し器。
昔はどの家庭にもあったのかもしれませんね。今はあまり一般家庭では見かけない気がしますが、母が愛用していたので私もこの蒸し器が大好きでした。



「蒸し器」と言えばこれですよね。
一度にたくさん蒸せますし、鍋からもうもうと蒸気が上がって見た目から美味しそうにむせてると感じました。


でも角型蒸し器は大きくて収納場所に困るんですよね。
そのため母は私が小中学校の頃に蒸し器を破棄。蒸し蓋を使用し始めました。
私も結婚後蒸し蓋を使います。
でも、やっぱり幼少期の蒸し器が忘れられないんですよね。



収納場所には困るけど、1度にたくさん蒸せるししっかり蒸気が回るし。とても便利だったんです。
ここで出会ったのがアサヒ軽金属のオールパンと専用スチーマー。即購入し愛用していました。
その後、圧力鍋でも蒸し調理がしたいと思い活力鍋用のシリコンスチーマー(赤いやつです)を購入。
ここまでで我が家の蒸し調理グッズは充分ではあったのですが、staub鍋にもスチーマーセットがあることを知り、しかも26cmなら一度に大量に蒸せると思い、こちらも購入したというわけです。



蒸し調理ができるものはいくつあってもいいですもんね。
ホットクックを買ったのは比較的最近。
たまーにホットクックで蒸すこともありますが、前途した通り中が狭いので蒸し調理としてはあまり使用していません。
お勧め蒸し器まとめ
もしあなたがこれから蒸し器を購入されるなら、無水調理もできるstaub鍋26cmスチーマーセットをお勧めしたいです。
ストウブ鍋は普段の料理にも使いやすいですし、無水調理も可能。
また、キッチンに置いて見栄えがするので気持ちが明るくなるんですよね。


2段蒸ししたいならアサヒ軽金属のオールパンやワイドオーブンがオススメ。
今回の蒸し器の話とは関係ありませんが、アサヒ軽金属の鍋で揚げ物をするとカラリと本当に美味しく揚がるんです。
また(食べ比べてはいないので厳密には違うかもですが)アサヒ軽金属の鍋で炊いたご飯はとても美味しくて。
ずっとstaubご飯派だった私は最近はアサヒ軽金属でばかり炊飯しています。



ずっとストウブごはんだったので、アサヒ軽金属ご飯を「こんなに美味しく炊けたっけ?」と驚きながら食べてます。


鍋はいらない、収納場所がない、手軽にお安く使用したい、というあなたにお勧めしたいのは、、、
やはりステンレス落とし蓋。


ステンレス落とし蓋はいろんなメーカーから出ていますが、どれもほぼ同じだと思うので、お手持ちの鍋のサイズに合うものでお好きなタイプをお選びください。
16できた多分あなたが使いやすい方法で、ぜひ蒸し料理をお楽しみください!
蒸しレシピ色々





