【前編】新型アラジントースター調理コース全て試しました!

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このブログはお砂糖みりんなしレシピを載せています。

今回は、新型アラジントースター(グラファイトグリル&トースターフラッグシップモデル)のご紹介です。

トースターに搭載された8つの調理コースをすべて試してみました!

新型アラジントースターで実際に調理できるのは以下の8コース

  1. トースト(1枚 / 2〜4枚)
  2. 冷凍トースト
  3. 温め・オーブン
  4. 高温グリル
  5. 煮る
  6. 蒸す
  7. 低温調理・発酵
  8. 炊飯(1合 / 2合)

前編である本記事では「1. トースト」から「4. 高温グリル」までをご紹介しますね。

後編の記事はこちらです

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20分の動画です

新型アラジントースターとは

本題に入る前に、新型アラジントースターについてざっと説明しておきますね

不要な方は目次から飛んでください

アラジントースターは「極上のトーストが焼ける」大型トースターです

参考(公式サイト)

兵庫県加西市にある日本エー・アイ・シー株式会社が製造しています

石油ストーブやカセットコンロなどを手がけるメーカーのため、トースターも予熱不要

短時間で高温になるのが最大の特徴のトースターです

2枚焼きと4枚焼きの2モデルあり、4枚焼きは庫内が広くてお料理にも使いやすい。

そして新型アラジントースターとは2021年に発売されたアラジングラファイトグリルアンドトースターフラッグシップモデル(4枚焼き)のことです

新型トースターの設定温度は40度〜320度

低温調理から高温グリルまで、設定温度の幅が広いので作れる料理の種類もグッと増えました。

旧型トースターとの違い新型トースターについて詳しくは前回の記事をどうぞ

8つの調理コース・前編

では早速8つの調理コースを順に見ていきましょう

トースト

  • 1枚焼きコース
  • 2〜4枚焼きコース
  • チーズトーストやエッグトーストなど具材の乗ったトーストはこちらのコースを使用しません

トースターといえば、まずはトースト機能ですね!

この新型アラジントースターはほんとに美味しいトーストが手軽に焼けるのでトースト好きな方はぜひお試しください

美味しいトーストを食べるためだけにこのトースターを買うのもアリだと思っています

*チーズなど具材を乗せるトーストには使えません

「温め・オーブンコース」で焼かないといけないので注意してください

新型アラジントースターはマイコン制御と温度センサーを搭載しているため、温度と焼き時間を自動で設定してくれます

なので、温度と時間の設定は不要。

調理中でもセンサーが庫内の温度を感知して温度や調理時間を設定してくれるので焼いている間に残り時間が減ることもあるんです

そんなわけでアラジントースターでトーストを焼く時に私たちが設定するのは焼き色のみ

焼き色は5段階から選ぶことができます

それがこちら

全部の焼き色を試してみました

左上から焼き色1、右が2

下段左から焼き色3、4、5です

1はほんのり焼かれており、5は少し焦げ気味ですね。

このようにボタン1つでいつでも手軽に好みの焼き色のトーストが楽しめます

そして繰り返し焼いても、枚数が変わっても同じ色に焼けますよ

裏の焼き色はうすい

アラジントースターでのトーストの特徴でもありますが、裏側の焼き色は薄いです。

これはパンの表面に比べ裏側をほのかに焼くというアラジントースターの特徴のため。

「表面カリッと中フワッと」のギャップを楽しむトーストだからなんです

先ほどの焼き色5段階で焼き比べたトーストの裏側がこちらです

ね、うすい焼き色でしょう。

先ほどの表面の画像と同様、左上から右へ焼き色1、2

そして下段左から右へ焼き色3、4、5番のトーストの裏側です

1、2はかなり薄い焼き色になります

トーストコースまとめ

  • 温度と時間は自動調節
  • 焼き色は5段階
  • 裏の焼き色は薄い
  • 表面カリッと香ばしく、中はふわっと柔らかなギャップが楽しめる
  • チーズやバターなど具を乗せたトーストは焼けない

冷凍トースト

  • 1枚焼きコース
  • 2〜4枚焼きコース

続いては冷凍トーストコース。

新型アラジントースターでは冷凍した食パンも解凍せずに焼けます

これは厚切りの食パンの場合でも同じ。

冷凍食パンを解凍せずに中までふんわり焼けるコースです。

実験のため、4cmの厚切り食パンを冷凍して焼いてみました。

パンドミで検証

使用したのはPanasonicホームベーカリーで焼いたパンドミです

厚さ4cmを計りながらスライスし、1枚ずつラップに包んで冷凍します

ちなみに、両端の耳の部分は使用しなかったので4cmの厚切り冷凍食パンは1斤のパンドミから2枚取れます

一晩以上しっかり冷凍。

しっかり凍ったらラップから取り出し焼きます

山食パンの焼き方は山を手前側にし、そして入り口ギリギリの所に置きます

ちなみに角食パンの場合も頭(窪み側)を手前におきます

冷凍トースト(1枚)コースで焼き色を選んでスタート

【焼き色3番】での冷凍トーストがこちら

裏の焼き色は薄いです

中央からちぎってみました。

周りこんがりさっくり、中はフワッと柔らかです

凍っているところはありません。

確かに冷凍食パンも解凍せずに焼けました

こちらは【焼き色5番】です。

先程よりもこんがりとしていますね。

裏の焼き色も3番の時よりは色付きました

そして最後は【焼き色1番】

写真はバターを塗ってあります

裏は完全に白く、焼き色はついていませんが問題なく中まで熱が伝わりました!

というわけで4cmの厚切り冷凍パンも中までちゃんと焼けました

早焼きパンで検証

パンドミはふんわり柔らかなパンです

では、もっと硬いパンの場合ではどうでしょうか

パンを変えて再び検証してみます

今度はPanasonicホームベーカリーの早焼きコースで作ったパンを使います

先ほどのパンドミは作成に5時間かかりますが、早焼きコースは2時間で食パンが焼き上がります。

短時間で膨らませるため小麦粉とイーストの量が多くなり、出来上がりのパンのサイズは小さくなります

そのため目の詰まった断面になるのが特徴。

この早焼きパンも4cm厚に切り冷凍し、焼いてみました

まずは【焼き色3番】です

裏の焼き色はかなり白いです(動画参照)

そしてちぎってみると、、、

中は硬いです!!

ちょうど山の下あたりに冷たい部分があります

硬いといっても完全に凍っているわけではなく、難なく噛み切れる程度の固さです

私も焼き直しせずこのまま食べられました。

この後焼き色5番でも焼いてみましたが(写真がなくてすみません)、5番なら中まで解凍された状態に焼けました(動画参照)

そのため、厚切りトーストも中まで失敗なく焼くには焼き色5番が良いように思います

冷凍トーストコースまとめ

  • 厚切り食パンも解凍せずに焼ける
  • パンによっては焼き色5を使用しないと半解凍状態になる

温め・オーブン

  • 調理温度:100〜260度の範囲で10度刻み
  • 加熱時間:0〜60分

焼き餅、惣菜(コロッケ、天ぷら、カレーパンなど)の温めや、手作りパンやケーキを焼くなどの時に使用するのがこちらのコースです

冷凍/冷蔵ピザはもちろんチーズトーストやエッグトーストなどの調理トーストもこちらのコースを使用します

お正月に焼き餅を何度か焼きましたが網にくっつくことなく焼けストレスなく使用できました

焼き網の上に直接餅を並べ【250度で5分】ほどで焼きます

(写真がなくてすみません)

ツナメルトトーストは【220度で5分】ほど

トーストコースに比べ、裏もこんがり焼けてしまうので下にアルミホイルなどを敷いて焼きます

バターを塗ったトーストにノンオイルツナ、マスタード、マヨネーズ、チーズを乗せています

裏が焼けるだけでトーストコースのトーストとは大きく異なる食感になります

私はトーストコースのカリっとフワッとした食感が好きなのでオーブンコースで焼くのはあまり好きではありません

チーズ入り白パン

次は公式レシピサイトに掲載されている「チーズ入り白パン」を作ってみました

詳しいレシピはこちらをご参照ください

  • 発酵は低温調理・発酵コースを使用します
  • 牛乳の分量120mlにさらに15ml追加しました
  • チーズは60g(包む用)、10g(飾り用)を使いました

計量・捏ね

今回の分量を記載しておきますね

  • A ( 国産強力粉 90g / 砂糖 10g )
  • B ( 牛乳40℃ 135g / サフインスタントドライイースト 3g)
  • C ( 国産強力粉 90g / 塩 2g / 無塩バター 10g)
  • プロセスチーズ 60g / 飾り用チーズ 10g
  • 強力粉(飾り用・適量)
  1. Bはよく混ぜ5分ほど置く。作業台は消毒する。
  2. Aに①を加えきベラで1〜2分しっかりとかき混ぜる。ドローっとしてぷくぷくと泡が出てきたらCを加える
  3. 木べらで手早く混ぜ、ひとまとまりになったらすぐに台に出す。体重をかけるよう捏ねる。

公式レシピを参照し、計量、生地を捏ねます

捏ね方ですが、私は以前勤めていたABCクッキングでの捏ね方で行っています

これは短時間でパンを作成する捏ね方でなんです

捏ねの途中で生地が乾燥しているようなら早い段階で牛乳(40℃) を追加します

その後の作業

  • 1次発酵:低温調理コース【40度30分】
  • 6分割
  • ベンチタイム:5〜10分
  • チーズを10gずつ包む
  • 2次発酵:低温調理コース【40度20分】

アラジントースターでの生地の発酵は若干乾燥します

1次発酵では生地の表面に牛乳を少し塗って行いました

また、2次発酵では濡れ布巾を被せて行っています

焼成

2次発酵後、アラジントースターに【160度5分】の予熱をかけます

生地の周りに茶漉しで強力粉を振りかけます

キッチンバサミで十字の切り込みを入れます

切り込みにチーズ(10g)を詰め、【140度で18分】焼成

これで出来上がりです

ふんわり柔らかな白パンが完成しました!

パン作りまとめ

アラジントースターでのパン作りのまとめです

  • 生地の発酵は少し乾燥します
  • 白パンが綺麗に焼けます

アラジントースターで全て行うパン作りは、発酵で生地が乾燥してしまうのでパン生地にとってあまりベストな状態とはいえません。

が、それでもトースターで発酵作業も行えるのは嬉しい機能だなと思います

そしてオーブンよりも白パンが白くふんわり焼けたように私は感じました。

火力が必要なフランスパンやクロワッサンなどを焼くならオーブンの方が美味しく焼けるでしょうが、白パンを焼くならアラジントースターに軍配が上がるのではないでしょうか

高温グリル

  • 加熱温度:140〜320度
  • 加熱時間:0〜90分
  • 必ずグリルパン(浅を蓋に、深を下に)を使用

最大320度での調理ができるので、熱量が必要な調理に向くコースです

温度は「グリルパン内部」の温度を表示しているので必ずグリルパン浅&深を使用する必要があります

そのため、グリルパンに入らないサイズのメニューには使えません

グリルチキンやハンバーグ、焼き魚、グラタンなどがこちらのコースで調理できます

骨付き鶏もも肉のグリルの作り方はこちら

鯖の塩焼きは【300度で14分】ほど

蓋をして焼くため柔らかふっくらに焼けます

揚げない唐揚げは【260度で14分】ほど

ですが、こちらは唐揚げというより焼きチキンになってしまいました。。。

私の作り方が悪かったのかもしれませんが、個人的にはイマイチな食感でした

蓋をして焼くため、蒸し焼きした鶏肉の味になります

(これは少し残念。。)

正直ノンフライヤーの方が美味しく作れると感じてしまいました

一応材料と作り方を記載しておきますね

【鶏胸肉で揚げない唐揚げ】

  • 鶏胸肉 2枚
  • ブライン液(水 100cc / 塩 5g / 砂糖を加える場合5g)
  • A(酒 大2 / 醤油 大1 / 生姜すりおろし 5g)
  • B (卵 2個 / ごま油 大1)
  • C(米粉 大4 / ベーキングパウダー 小1/2)
  • D(コーンスターチ 大4 / 玄米粉 大4 )
  • 米油 適量
  1. 胸肉をブライン液に一晩漬け込む
  2. 水気を拭き食べやすく切り、Aを揉み込み半日置く
  3. Bをもみ込見、Cを加え混ぜる
  4. 水気を切って取り出してDをまぶしつける。グリルパンにすのこを敷き、唐揚げを並べて米油を回しかける
  5. アラジントースターの高温グリルコース260度で14分焼く

ノンフライヤーでの揚げない唐揚げの作り方はこちらです

焼き芋は【320度で70分】(直径5cmのさつまいも1本)

さつまいもを1本ずつアルミホイルに包み、グリルパン浅でふたをして焼きます

ホクホク、美味しい焼き芋が作れますよ

、、、とはいえ

私の好みではオーブン焼き芋が一番美味しいかな、と思います

焼き芋は高温でじっくり加熱したいので、オーブンの方がより美味しく仕上がると感じました

オーブンで焼くさつまいもは250度で60分ほどです

最後に失敗作もご紹介!

塩麹をまぶした骨付き鶏もも肉をグリルしてみました

【290度30分】焼いた結果、、、

【骨付き鶏もも肉で塩麹チキングリル】

  • 骨付き鶏もも肉 2本(600g )
  • 塩麹 60g
  • 胡麻油 大1
  • 玉ねぎ 1個
  • 人参 1/2本
  1. 鶏肉は骨の横に切り込みを入れ、塩麹をまぶして一晩置く。使う30分前に室温に出し、ごま油を刷り込む。
  2. 玉ねぎを櫛形に、にんじんを乱切りにする。くっつかないアルミホイルを敷いたグリルパン深に入れる。
  3. ②の上に①を乗せ、グリルパン浅で蓋をする。高温グリルコース290度で30分焼く

すっかり焦がしてしまいました

中はしっとりジューシーで柔らかでしたよ

塩麹は焦げやすいので、温度が高過ぎたようです

注意

実は高温グリルコースでグリルパンを焦がしてしまいました。

熱湯でふやかし重曹でつけ置き洗いをしても取れません

これは高温グリルコースですのこを使用するメニュー(焼き芋と揚げない唐揚げ)で焦がしてしまったんですよね。

高温グリルコースですのこを使用する際はそのままではグリルパンが焦げやすいので、必ず下に野菜クズやアルミホイル等を敷いておいた方が良さそうです

付属の取扱説明書には特に記載はないですが皆様お気をつけください

高温グリルコースまとめ

  • 焼き魚がしっとり焼ける
  • 揚げない揚げ物には不向きかも
  • オーブンがないなら焼き芋に使うのもアリ
  • 付属のグリルパンを必ず使用しないといけないのがデメリット

前編まとめ

以上で前半のまとめは終了です!

▶︎動画はこちら

https://youtu.be/BwdZP5aeSSc

前編でご紹介した中で私が一番気に入っているのはやはり「トースト」機能です

アラジントースターで焼くトーストの「表面カリッと中はフワッと」した食感は本当に美味しく、またPanasonicホームベーカリーのパンドミともよく合います

パンドミの美味しさを充分に引き出してくれるトースターなのではないでしょうか。

それ以外の機能についてですが、

これがあればオーブン不要!」とまでは正直いきません

グリル機能には必ずグリルパンが必要ですし、必ず蓋をして焼かないといけません。

これでは蒸し焼きや蒸し煮のような状態になります。

(しっとり柔らかふっくらと焼けるというメリットもあります)

そして庫内は狭く、グリルパンは庫内よりも更に狭いです

公式では「丸鶏も焼ける」となっていますが、このグリルパンに入るサイズの丸鶏というのはかなり小さめですよね。

また、クロワッサンやフランスパンなどの高温で焼かないといけないメニューにはこのトースターは使いにくいです

オーブンを使わないと作れないメニューも多い印象です

ですが、オーブンがない時、またはオーブンを使用するのが面倒な時の代わりとしてならこのアラジントースターでも充分使えるのではないでしょうか

我が家では主に美味しいトーストを焼くために使用しています

後編では残りの4コース(煮る、蒸す、低温調理・発酵、炊飯)をご紹介しますね

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今後も良い記事をお届けしていきます!

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