2021年にアラジントースターが新しくなりました!
新型アラジントースターはグラファイトグリル&トースターフラッグシップモデルです。
2018年製のアラジングラファイトグリル&トースターとはどこが違うのでしょうか。
グラファイトグリル&トースターを今まで使っていた私が、その違いについてお伝えします。
旧トースターでは美味しいトーストが焼けてました。
でも新しいトースターはもっと美味しく焼けるのかもしれませんね。
動画で比較
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また、以前の記事ではアラジントースターとバルミューダトースターを比較しました。
アラジントースターとは
比較に入る前にさっくりとアラジントースターについてご説明します。
アラジントースターは、忙しい朝にも極上のトーストが焼けるトースターです(公式サイトより引用)
「2枚焼き」と「4枚焼き」の2モデルがあります。
今回比較するのは4枚焼きのアラジントースターです。
2枚焼きはこちら
アラジントースターの美味しさの秘密はわずか0.2秒で発熱する遠赤グラファイトヒーターを搭載していること。
アラジンはストーブやカセットコンロ、ヒーターなどを作っているメーカーなんですよね。
温めるのは得意。そのためトーストも高温、短時間で焼きます。
パンの上側に比べ下側をほのかに焼くことで「外カリ」「中もち」のギャップが楽しめるトーストが出来上がります。
新旧アラジントースター
今回比較する2つのアラジントースターについてご説明します。
旧型、新型ともに通常カラーは白とグリーンの2色展開です。
アラジントースター | 旧 グラファイトグリル&トースター | 新 グラファイトグリル&トースターフラッグシップモデル |
---|---|---|
型番 | AGT-G13A /2018年製 | CAT-GP14A /直販モデル AET-GP14A /量販店モデル |
本体寸法 | 幅360×奥行355×高さ250(mm) | 幅391×奥行391×高さ276(mm) |
庫内寸法 | 幅310×奥行285×高さ90(mm) | 幅310×奥行278×高さ107(mm) |
温度調節 | 100℃〜280℃ | 40℃〜320℃ |
消費電力 | 1300w | 1430w |
本体重量 | 約4.7kg | 約7.1kg |
AGT-G13A(2018年製)
AGT-G13Aは2018年に発売されたアラジングラファイトグリル&トースターです。
このブログでは旧型トースターと呼ばせていただきます。
旧型トースターの付属品はグリルパン(浅&深)とグリルネット。
深型グリルパンのおかげでトースターで煮物や炊飯が楽しめます。
CAT-GP14A/AET-GP14A(2021年製)
CAT-GP14A/AET-GP14Aは2021年に新しく発売されたグラファイトグリル&トースターフラッグシップモデルです。
このブログでは新型トースターと呼ばせていただきます。
新型トースターは遠赤グラファイトヒーターはもちろん、マイコン制御と温度センサーを搭載。
これによって焼き時間や温度を自動で算出してくれるようになったんです。
旧型トースターより手軽に美味しいトーストが焼けるのが新型トースターです。
グリルパン(浅、深)と網に加え、アルミ製の炊飯釜と計量カップが付属します。
付属炊飯釜で炊くご飯はまるで土鍋炊きご飯のよう!
ハリと甘みのあるご飯が炊けるんです。
新旧トースターの4つの違い
新型トースターの方が良い点とイマイチな点、それぞれ4つずつご紹介します。
良い点4つ
- 美味しいトーストがより手軽に焼ける
- 多彩な料理メニューコースがある
- 丸鶏も焼ける大サイズ
- ご飯も美味しく炊ける
イマイチな点4つ
- 本体サイズが大きく、重くなった
- 付属品が多く収納に困る
- 機能が多すぎる
- 値段が高い
では順に見ていきましょう!
美味しいトーストが手軽に焼ける
良い点1つ目は「おいしいトースト」が手軽に焼ける、です。
トーストを焼く時、旧型トースターはつまみをひねって温度と時間を設定します。
新型トースターにはトーストコースが設けられているので、私たちが行うのは焼き色の設定のみ。
新型トースターの焼き色は5段階用意されています。
マイコン制御と温度センサーを搭載しているので繰り返し焼いても設定した焼き色に仕上がります。
忙しい朝に嬉しい機能ですよね。
また、新型トースターには本体天面と庫内に蒸気口を設けています。
これによって蒸発する水分を逃し、庫内の温度をコントロール。
旧型トースターには蒸気口はありません。上部はこのような感じ。
さらに新型トースターは扉にパッキンを設けています。
これによって庫内の温度を外部に逃さず、効率よく上昇させてくれるんです。
また、新型トースターは庫内の温度を温度センサーが検知。
最適な焼き時間を自動で算出してくれるため、調理途中で残り時間が減ることもあります。
これらの機能によって新型トースターではいつ何度焼いても同じ状態のトーストが焼けるんです。
トースト比べ
さて、実際に焼き比べをしてみました。
詳しくは動画でご説明しているのでここでは結果のみお伝えしますね。
新型トースターの焼き時間と同じ時間で旧型トースターで焼いた場合、焼けたトーストに仕上がりの違いはありません。
新旧トースターでほぼ同じ状態に焼けました。
とはいえ旧型トースターには自動で焼き時間や温度を算出してくれる機能はないため、手軽さで新型トースターの方が優れていますね。
どちらも周りカリッと、中はフワッと美味しいトーストが焼けます。
また、焼き比べて気づきましたが音の違いもあるんです(詳しくは動画参照)
比べると、旧型トースターは作動音がかなりうるさい。
ジジジジジ、、、というトースターらしい音がずっとしています。
それに比べ新型トースターはとても静か。
これは嬉しい変化です。
多彩な料理コース
良い点2つ目は「多彩な料理コース」です。
新型トースターには8つの料理コースが搭載されています。
- トースト
- 冷凍トースト
- 温め、オーブン
- 高温グリル
- 煮る
- 蒸す
- 低温調理、発酵
- 炊飯
旧型トースターの設定温度は100〜280度なのに対し、新型トースターでは40〜320度まで設定できます。
新型トースターは低温調理や発酵など、低い温度で調理ができます。
調理はつまみでコースを設定し、調理時間を決めるだけ。
この機能、かなり便利です!
トースターで煮物や蒸し調理、パンやお惣菜の温め、パン生地の発酵などができます。
旧型トースターでも低温調理と発酵以外は可能ですが、自分で温度を設定する必要があります。
丸鶏も焼けるサイズ
良い点3つ目は「本体サイズ」。
新型トースターはなんと丸鶏も焼けるんです。
旧型トースターに比べ、新型トースターは庫内の高さが少し広くなり、グリルパンの容量も2倍。
なので小ぶりな丸鶏なら焼けるサイズになったんです。
トースターで丸鶏が焼けるなんて嬉しい機能ですよね。
ご飯が美味しく炊ける
良い点4つ目はご飯が美味しく炊ける、です。
旧型トースターと新型トースターの炊飯の違いを見てみましょう。
炊飯の違い | 旧 グラファイトグリル&トースター | 新 グラファイトグリル&トースターフラッグシップモデル |
---|---|---|
炊飯量 | 2合まで | 2合まで |
2合の炊飯時間 | 280度15分 | 炊飯コースで30分 |
使用道具 | グリルパン(浅&深) | 付属炊飯釜 |
その他付属品 | なし | 計量カップ |
旧型トースターでも炊飯は可能ですが、付属グリルパンで炊飯するので出来上がりのご飯は少し乾燥しがちです。
それに対して新型トースターでは付属の炊飯釜を使用して炊きます。
炊飯釜を使うことでまるで土鍋で炊いたような美味しいご飯が炊けます!
炊飯時間は1合で28分、2合で30分です。
また、新型トースターには1合が計れる計量カップも付属します。
炊飯釜はアルミ製なので鉄よりも軽い。扱いやすいのも嬉しいポイントです。
- 旧型トースター:15分
- 新型トースター:30分
炊飯にかかる電気代の違いをアラジンのサポートセンターに確認しました。
1kwhあたりの電気代を27円とした場合の金額です。
- 旧モデル 1300wで15分・8.8円
- 新モデル 1430wで28分(1合) 19.3円
イマイチな点4つ
ここまで良い点を見てきましたが、最後にイマイチかなと思う点4つをご紹介しますね。
本体サイズが大きくなった
旧型トースターもトースターの中では大きいサイズの部類に入りますが、新型トースターはさらに大きくなりました。
本体サイズはひと回り大きくなり、重さは約2kg違います。
また、新型トースターの設置場所は上を50cm、後ろを10cm、片面は10cm(片面は開放)しないといけないんです。
上を50cm開けるには、上に収納棚などのついたオーブン台は使用できません。
我が家では使用のたびに取り出して床で使うことにしていますが、この辺りが改善されると嬉しいです。
旧型トースターの設置場所は、上面を10cm、後ろ面を4.5cm、片面は4,5cm、片方は開放します。
付属品が多い
そしてイマイチな点2つ目は、付属品の収納場所です。
付属品が多すぎです。。。
グリルパン(浅、深)と炊飯釜。
これらがコンパクトに収納できるようになると嬉しいな、と個人的には思います。
旧型トースターには専用ラックが発売されました(2022年11月発売)
現在こちらのラックは公式サイトのみの販売です。
機能が多すぎる
イマイチな点3つ目。
多機能に使用できる点が新型トースターのメリット。
でも、トーストしか焼かない方にとっては不要な機能です。
新型はトースターで色々作りたい方向けのトースターです。
また、オーブンと炊飯器をお持ちの場合、新型トースターを使うメリットは調理時間を自動算出してくれるトーストが美味しいという点と、低温調理機能のみになります。
低温調理は地味に嬉しい機能だと思います!
値段が高い
イマイチな点4つ目はお値段です。
- 旧型トースター:公式サイト価格22000円(税込)
- 新型トースター:公式サイト価格39000円(税込)
炊飯器、オーブン、低温調理器やヨーグルトメーカーなどなどの代用がトースターでできる、と考えると妥当なお値段なのかもしれません。
それでもやっぱりお高いなと思ってしまいます。
最後に
というわけで今回は新旧アラジングラファイトグリル&トースターについて、それぞれの違いをご紹介しました。
良い点、イマイチな点をご紹介しましたが、私が気に入ったのは以下の3つ。
- 手軽に焼ける美味しいトースト
- 音が静か
- 低温調理ができる
我が家には低温調理器(BONIQ Pro)がありますが、水にドボンと入れて調理をしないといけないためメニューによっては使いづらいんです。
例えば藁納豆や、平らに作りたいテンペ、そしてたっぷり作りたい甘酒も低温調理器では難しい。
ボニークでなんでも作れると思ってたのに意外と作れないものが多かったんです。
こういった低温調理器への不満が新型アラジントースターで解決しそうです。
大容量のグリルパンならこれらのメニューも作りやすそう。
以上が新旧トースター比較の感想です!
皆様もご自宅に合ったトースターを選んでくださいね。この記事がどなたかの参考になりましたら幸いです。