
こんにちは!みすずです。
今回は、素朴でやさしい味わいが魅力の「鬼まんじゅう」をご紹介します。
玄米粉を使って、香ばしく、グルテンフリーな蒸し菓子に仕上げました。
このレシピでは、通常の鬼まんじゅうよりも生地の量をぐっと減らしているのが特徴。
うさ子さつまいもが主役!ごく少量の粉でまとめています。
粉量が少ないので通常の鬼まんじゅうよりも低糖質。
甘さ控えめで、素材の味を大切にしたい方や、糖質制限・ダイエット中・ボディメイク中の方にもぴったりです。
少ない材料で手軽に作れる、身体にやさしい和菓子をぜひお楽しみください。
作り方の詳しい手順は、下記の動画でもご紹介しています。
蒸し時間や生地の硬さのポイントも、実際の映像でチェックしてみてくださいね。
ブログ内容を声で説明!6分の動画です
▶︎ 動画で作り方を見る(YouTubeへ)


TikTok(2020-03-18)
鬼まんじゅうを少し低糖質に楽しむレシピ
このレシピは、通常の鬼まんじゅうよりも生地の量をぐっと減らし、角切りのさつまいもが主役となる仕上がりにしています!
小麦粉ではなく玄米粉を使用したグルテンフリー。さらに粉量を減らして低糖質を意識。
- 糖質制限中の方
- ダイエット中・ボディメイク中の方
- もちもちよりも「さつまいも感」を楽しみたい方
におすすめ。
そのため、生地はギリギリまとまる程度の最小限の粉で作っており、もっちりした生地を楽しみたい方には少し物足りなく感じるかもしれません。
通常の鬼まんじゅうと比べ、ほくほく・ごろごろとしたさつまいもの風味を楽しむ素朴なレシピになっています。
材料(2人分)
さつまいも 1本(300g)
塩 小1/2
玄米粉 84g
水 40cc
材料のアレンジと補足
・お砂糖を加える場合
このレシピは砂糖なしで作っていますが、お好みで砂糖を30g程度加えると、さつまいもから水分が出てしっとりし、生地もまとめやすくなります。
砂糖を加える際は、水分が出るぶん加える水を少なめ(大さじ1程度)に調整してください。
・粉のアレンジ
玄米粉の代わりに米粉や薄力粉でも作ることができます。
それぞれ仕上がりの食感が異なりますので、好みに合わせて選んでみてください。
- 米粉:もっちりとしたお団子のような食感に。
- 薄力粉:ふんわり、軽めの食感に。
- 玄米粉:香ばしく、やや素朴なサクほろ食感に。
・かぼちゃで作る場合
さつまいもではなくかぼちゃでも美味しく作れます。 かぼちゃはさつまいもに比べて柔らかいため、粉と合わせる段階で少し潰れてしまいますが、それがまたしっとり美味しい仕上がりになりますよ。
風味も優しく、ほっくり甘くておすすめです。
玄米粉とは:玄米の粉末です (クリックで開きます)
玄米粉は、玄米をそのまま細かく挽いた粉で、米粉に比べて香ばしさほんのりとしたコクがあるのが特徴です。
さらさらとした軽い粉で扱いやすく、我が家ではお菓子作りや料理にもよく使っています。
薄力粉の代わりに使うことで、グルテンフリーになり、食物繊維やビタミン類などもわずかにアップ。



玄米粉は香ばしく、素朴な仕上がりになるのが特徴です。
使用している玄米粉はこちら。
作り方
1. 下準備
さつまいもは皮ごとよく洗い、1cm角ほどの小さめの角切りにします。
ボウルに入れ、塩をまぶして全体にからめておきます。


15〜30分ほど置くとさつまいもから水分が出てきます。
(砂糖を加えた場合の方が、より水分が出てきます)


スチーマー(蒸し器)にオーブンシートを敷いておきます。
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、蒸す準備をしておきます。


2. 生地作り
角切りのさつまいもに、様子を見ながら玄米粉を1カップ程度加えまぶします。
さつまいも全体に粉が絡むくらいの量になればOK。※今回加えた玄米粉は83.5gでした。


水を少しずつ加えながら混ぜます。様子を見ながら、生地をぎゅっと握ってやっとまとまるくらいの硬さになればOKです。


まとまった生地を一口大に丸め、スチーマーの上に並べていきます。


3. 蒸し工程
蒸気の上がった鍋にスチーマーをセットします。
蓋をして強めの中火で蒸し、蒸気が再び立ち始めたら弱火にして20〜23分ほど蒸します。


使用している鍋について (クリックで開きます)
staub ラココットラウンド26cm(スチーマーセット)を使っています。
この鍋はリニューアルしており、現在はスチーマーが鍋の上に乗る仕様になっています。
竹串を刺して、さつまいもがスッと通れば蒸し上がりです。
今回は23分蒸しました。


これで出来上がりです
米粉で作る鬼まんじゅうと比較
今回のレシピは米粉でも同じ手順で作ることができます。
蒸す前はこんな感じ。


米粉バージョン、蒸し上がりはこちらです。


米粉と玄米粉、仕上がりの食感や風味には大きな違いがあります。
- 米粉で作る場合:
蒸し上がりの色が真っ白 食感はもっちり・ねっとりとして、お餅や白玉団子のような仕上がりになります。
もちもち食感が好きな方には、米粉バージョンがおすすめです。 - 玄米粉で作る場合:
色合いはややベージュがかった素朴な色味に仕上がり、香ばしさがプラスされます。
食感はもっちりよりも、さっくり・ほろっと。
米粉特有の粘りやもっちり感が苦手な方にも、玄米粉のおまんじゅうはおすすめです。
米粉の鬼まんじゅう


玄米粉の鬼まんじゅう


お好みの食感に合わせて、粉を変えてみるのも楽しいですよ
ということでこれで出来上がりです!
生地よりもさつまいも量の方が多い、ゴロゴロお野菜おやつです。
加えたお塩でさつまいもの甘味が引き立ちますよ。


まとめ
今回は、玄米粉を使ったグルテンフリー・低糖質の鬼まんじゅうをご紹介しました。


生地が少なめなので、素材の味をしっかり楽しみたい方にぴったりのレシピです。
もちっと感よりも、ほくほくのさつまいもをメインに味わえる、やさしい蒸し菓子になっています。
お砂糖の量や粉の種類、かぼちゃへのアレンジなども自在にできるので、 ぜひご自分好みにカスタマイズして、おうちおやつに取り入れてみてくださいね。
蒸し器さえあれば簡単に作れる、手軽な和菓子です。
▼ 作り方は動画でもチェックできます!
動画で作り方を見る(YouTubeへ)


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