こんにちは!みすずです。
今回は、お腹にやさしい発酵あんこをご紹介します。

お砂糖なしでもしっかり甘い不思議なあんこです。

発酵あんことは、小豆で作る「甘酒」。
なので甘酒を作る感覚で、ホームベーカリーや炊飯器で作れますよ。
動画レシピ


TikTok(2021.03.31)
材料 (出来上がり約600g)
小豆 150g(3/4カップ)
水 525cc
米麹 150g
塩 ひとつまみ
【出来上がり100gあたりの栄養素】
文部科学省 科学技術・学術審議会資源調査分科会報告書「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」から引用
☑︎エネルギー 141kcal
☑︎脂質 0.92g
☑︎炭水化物 29.7g
☑︎食物繊維 6.55g
☑︎タンパク質 6.65g
材料アレンジ
- 今回は小豆と麹を同量で使用します。小豆を減らすと甘みが強くなります
- 麹はぶつき麹や玄米麹でも作れますが、白米麹が一番甘く仕上がります
米麹は白米の乾燥麹を使用しています。


English recipe(600g)
150g Red beans(azuki)
525ml Water
150g Malted rice
one pinch of salt
【Nutrition facts】
☑︎Calories 141kcal
☑︎Total fat 0.92g
☑︎Carb 29.7g
☑︎Dietary Fiber 6.55g
☑︎Protein 6.65g
- It is a way to make sweet Anko by fermenting it without sugar. Wash the azuki beans, drain them, put them in a pot with plenty of water and turn on the heat. Boil them for five minutes and take them out for a while. Drain the water and put it in a pressure cooker. Add three times as much water as the beans and cook them under pressure with the lid on. Please adjust the cooking time depending on the pressure cooker you are using. In the video, it is cooked under pressure for 20 minutes.Cool it as it is until the pressure drops.
- Open the lid and add salt. After cooling down to 60 degrees, add rice malt. Mix it roughly, and if it hard, add a suitable amount of water. Make the whole thing moist. Move into something that can retain heat at sixty degrees. This time, we will make it with Amazake course by Panasonic Bread Maker. For example, we use a low-temperature cooker, a rice pot of Vermicular, and a yogurt-maker.
- Heat at sixty degrees for six to ten hours. Stir several times during the process. In case of Panasonic bread maker, it will stir automatically, so you don’t have to do anything. When the closing buzzer rings, take it out.
作り方
小豆を茹でます
小豆はざっと洗って水を切ります。


一度茹でこぼしてアク抜きをしましょう。
洗った小豆とたっぷりの水を鍋に入れ火にかけます。


5分ほど茹でて、ザルにあけ水気を切ります。
再度茹でます。
圧力鍋を使う場合
水気を切った小豆を圧力鍋に入れます
小豆の3倍量の水を加え、蓋をして15〜20分加圧します。


使用する圧力鍋によって水の量、加圧時間は調節してください。
(付属の取説などに書かれた水分量、加圧時間で調理してください)
使用圧力鍋について
このブログではアサヒ軽金属のゼロ活力鍋(スリムL)を使用しています。
高加圧で短時間調理ができる国産圧力鍋です。




ゼロ活力鍋の場合は以下の調理方法になります
- 豆の重量ではなく容量の3倍の水量を加えます
- 加圧時間は20分
- 火を止め冷めるまで放置して余熱調理する
厚手の鍋を使う場合
圧力鍋がない場合は土鍋やstaub鍋など、厚手の鍋を使います。
豆と、3倍の水を鍋に入れ50〜60分炊きます。
途中水がなくなりそうになったら都度足します。
圧が下がってからもしばらく放置し、冷めたら蓋を開けます。
塩を加えざっと混ぜます。


発酵させます
ボウルなどに取り出し、温度を測ります。
茹で汁が多い場合は分けておきます。
60度以下になるまで冷まします。


冷めた小豆に米麹を加え、混ぜます。
麹に塊がある場合はほぐしてから加えます。


保温できるものに詰めて発酵させます。
ここではホームベーカリーと炊飯器、そしてそのほかの作り方の3種類をご紹介します。
Panasonicホームベーカリーで発酵させる場合
今回はPanasonic ホームベーカリーSD-MDX102の甘酒コースを使用します。


小豆と麹をパンケースに入れ、水(or茹で汁の残り)を適量注ぎ、水分がほんのり全体にあるような状態にします。


ホームベーカリーにセットします。
32番の「甘酒コース」でスタートさせます。


途中20分立ったところでブザーが鳴ります。
一旦開けて側面に飛んだ麹を綺麗に落とします。


再び蓋をしスタートボタンを押します。
これでやることは終わりです。
あとは終了音がなるまで放置します。
炊飯器で発酵させる場合
炊飯器の保温機能には、60度と80度。
機種によって2種類の温度帯があります。
発酵に使用するのは60度の保温機能です。
- 混ぜ合わせた小豆と麹を炊飯器に入れ、蓋はせず60度保温にします。
- 蓋は開けた状態にし、硬く絞った蒸れ布巾をかけます。
- たまに混ぜつつ6〜10時間保温します。



甘酒の作り方と同様です。
味見をしてみて、甘くなっていれば出来上がりです。
その他のもので発酵させる場合
ホームベーカリーや炊飯器がなくても例えばバーミキュラライスポット、ヨーグルトメーカー、低温調理器、ホットクック、など60度で保温できるものならなんでも使えます。
たまに混ぜつつ6〜10時間保温します。
ライスポットでの玄米甘酒の作り方をこちらの記事でご紹介しています。発酵あんこも作り方は同じです。
>>玄米麹と玄米ご飯で「自家製玄米甘酒」の作り方





では作り方に戻ります。
ホームベーカリーの終了ブザーが鳴ったらパンケースを取り出します。


出来上がりは熱いので、パンケースのまま冷まします。
冷蔵します
冷めてから消毒した保存容器に移します。
完全に冷めたら蓋をして冷蔵庫へ移します。
冷凍保村する場合は使う分だけ小分けしてラップに包むと使いやすいです。


出来上がり
発酵あんこは甘酒に比べ、さらにやさしい甘さが楽しめるお腹に優しいあんこです。



ぜひヨーグルトに加えてみてください!
発酵食品と発酵食品の組み合わせ、身体がスーーッとするような、元気になる美味しさがありますよ。


さて、せっかくなので自家製パンドミにのせて喫茶店のモーニング風にしました。
付け合わせはキャベツ、紫キャベツ、プチトマト、ゆで卵、ヨーグルト、バナナ、ミントの葉です。


発酵あんこの保存期間
冷蔵保存する場合はお早めにお召し上がりください。
2〜3日で食べ切りましょう。
器について
アラビア パラティッシ21cmプレートを使っています。


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