
節分の恵方巻き、「生魚が苦手で毎年ちょっと困る…」という方もいらっしゃいますよね。
このレシピは、2018年当時に海外で話題になっていた「寿司ブリトー」スタイルをヒントに作った、
アボカドの肉巻きを主役にしたボリュームたっぷりの海苔巻きです。
豚肉とアボカドをくるっと巻いて、バルサミコ酢と醤油でコクのある味付けに。
お砂糖やみりんは使わず、たんぱく質もしっかり摂れるのがポイントです。
お刺身なしでも満足感があり、恵方巻きの代わりとしてはもちろん、イベントごはんやごちそう巻きにもおすすめ。
太巻きとして切り分けても、手に持って食べやすい寿司ブリトー風にしても楽しめます。
うさ子動画とあわせて、ぜひ作ってみてくださいね。
レシピを動画で確認されたい方はこちら。
>>アボカド肉巻きの巻き寿司レシピ動画を見る


tiktokには30秒バージョンで載せてます(2019.01.29)
生魚なしでも楽しめる、アボカド肉巻きの海苔巻き
この海苔巻きは、アボカドを豚肉で巻いたアボカド肉巻きを主役にした、生魚を使わない巻き寿司です。
お刺身や海鮮が苦手な方でも食べやすく、節分の恵方巻き代わりとしても楽しめるレシピになっています。
お肉の旨みとアボカドのまろやかさに、大葉やレタスのさっぱり感、とびっこのプチプチ食感が合わさり、見た目以上に食べごたえのある一本。



食べやすさを優先したい場合は、あらかじめ半分に切る、もしくは寿司ブリトー風に斜めカットするのもおすすめです。
寿司ブリトーとは?このレシピが生まれた背景
寿司ブリトーとは、海外で一時期人気になった「sushi burrito(スシブリトー)」と呼ばれるスタイルのこと。
メキシコ料理のブリトーをヒントに。トルティーヤの代わりに酢飯と海苔を使い、具材をぎっしり包み込むのが特徴です。
2018年当時は海外を中心にSNSで話題になっていて、
「ご飯は少なめ、具材はたっぷり」「彩りよく仕上げる」
といった点が寿司ブリトーらしさとされていました。
切り方にも特徴があり、太巻きのように細かく切るのではなく、斜めに半分にカットして、手に持って食べるのが定番スタイル。


私がこのレシピを作ったのも、クックパッドのアンバサダーをしていた当時、
「寿司ブリトーをテーマに、何かオリジナルレシピを作ってほしい」
と担当の方から声をかけていただいたのがきっかけでした。
本来のブリトーは、小麦粉のトルティーヤで、豆類やサルサソース、チーズ、生野菜などをたっぷり包みますが、寿司ブリトーの場合は具材の組み合わせは自由。
酢飯でも白ごはんでもOK、
中身も定番にとらわれず、「巻き寿司とブリトーの中間」のような感覚で楽しめます。



具材は唐揚げ、ハンバーグ、豚カツなどでもOK!
2026年現在では「寿司ブリトー」という言葉自体は、以前ほど使われなくなりましたが、具だくさんで食べごたえのある巻き寿司という考え方は、今でもイベントごはんやアレンジレシピとして十分楽しめるスタイルです。
このレシピも、当時の寿司ブリトーの考え方をベースにしつつ、今の食卓にも取り入れやすい形にアレンジしています。
材料 (太巻き 2本分)
*アボカド肉巻き*
豚肉(薄切りや切り落としなど) 300g
塩 適量
アボカド 1/2個
玄米粉(or米粉や小麦粉) 大1
油 10g
酒 大1
バルサミコ酢 大1/2
醤油 大1
*梅酢ごはん*…砂糖入り酢飯、白ごはん、塩ご飯などでも
ごはん 1合
梅酢 大1.5
*海苔巻き*
海苔 全形3枚
キャベツ 80g
塩(キャベツ用) 1〜2つまみ
フリルレタス 7〜8枚
大葉 10枚
とびっこ 35g
マヨネーズ 適量
*薄焼き卵* 2.5枚分
卵 1個
塩 ひとつまみ
片栗粉 小1/8〜1/4
油 小1弱
お砂糖・みりんなしで酢飯を作る理由 (▼クリックで開きます)
このレシピでは、酢飯にお砂糖やみりんを使わず、梅酢を使ってごはんを仕上げます。
一般的な酢飯は甘みがある分、魚介を使った具材と相性が良い一方で、
お肉を使った巻き寿司の場合、少し甘さが強く感じられることがあります。
梅酢を使うことで、ほどよい酸味と塩味が加わります。
アボカド肉巻きのコクを引き立てつつ、全体の味がすっきりとまとまりますよ。
また、梅酢はすでに味が整っているため、調味の失敗なし。
手軽に酢飯風のごはんを作れるのもメリットです。
「甘い酢飯が苦手」「お肉系の具材には、もう少しさっぱりしたごはんがいい」
という方には、特におすすめの方法です。
もちろん、味の好みは人それぞれなので、普通の酢飯や塩ごはんに替えても問題ありません。
ご家庭の定番や、その日の気分に合わせて調整してみてくださいね。
作り方
ここからは、作り方を順番にご紹介します。
工程はいくつかありますが、下準備を先に済ませておくことで、巻く作業は落ち着いて進めることができます。
特にアボカド肉巻きは、焼き上げてから少し冷ましておくと、巻いたときに形が崩れにくくなります。



具材をすべて揃えてから作業を始めると、仕上がりもきれいで失敗しにくいのでおすすめです。
肉巻きを作ります
ラップを大きめに広げ豚肉を少し重なるよう巻き簀サイズに並べます。
塩を振ります。


手前に、くし形に切ったアボカドを1/4個分横に並べます。


ラップを利用して端からきつめにくるくると巻きます。
これをもう1本作ります。


焼く前に全体に玄米粉(または米粉・小麦粉)を薄くまぶします。


熱したフライパンに油を入れ、中火にします。
肉巻きを入れ全面をこんがりと焼きます。


使用している鍋について (▼クリックで開きます)
バーミキュラのライスポットを使用しています。
熱伝導率が高く、こんがり焼ける電気鍋。タイマー調理や無水調理も可能です。
表面全体に焼き色がついたら、酒・バルサミコ酢・醤油を加え、
蓋をして7〜8分ほど蒸し焼きにし、中まで火を通します。


お肉の厚みや巻いた数によって加熱時間は変わります。
肉巻きの中まで火が通るように、しっかり火を通してください。
火が通ったら蓋を外し、フライパンに残った煮汁を絡めながら軽く煮詰めます。


取り出して、巻きやすいようにしばらく冷ましておきましょう。
そのほかの下準備
薄焼き卵を作ります
卵はよく溶き塩、片栗粉を加え混ぜます。
一度ザルで濾すと破れにくく、より滑らかになります(この工程はなくてもOK)


卵焼き器を熱して油を入れ、卵液をうっすら流し入れます。
片面焼けたら裏返して裏側はさっと焼いて取り出します。


卵1個で薄焼き卵は2.5枚焼けます。
ラップをかけ冷まします。


梅酢ご飯を作ります
炊いたご飯に梅酢を加えざっと切り混ぜます。


塩もみキャベツを作ります
キャベツは千切りして塩を加え、さっと揉み込みしばらく置きます。
海苔巻きを作ります
巻きすの上にラップを敷き、その上に海苔を縦向きに、少し重なるように並べます。
このレシピでは、海苔を1枚+半分ほど少し重ねることで、具材をたっぷり包めるサイズにしています。


海苔の上にごはんを薄く広げ、奥側は2〜3cmほどあけておきましょう。


具材は中央よりやや手前に置くと、巻いたときに形が整いやすくなります。
手前半分にレタスを敷き詰め卵を1枚のせます。


大葉を横に5枚並べ、その上に肉巻きをのせます。


キャベツを乗せます。


マヨネーズを線がけし、とびっこをのせます。


ラップごと持ち上げ、具材を押さえながらきつめにひと巻きし、そのまま転がすように最後まで巻きます。


最後に巻き簾を使ってぎゅっと締めて出来上がり。
巻き簾を外し、ラップに包んだまましばらく置いて休ませます。


同様にもう1本作ります。
仕上げ・切り方のポイント
巻き終わった海苔巻きは、30分ほど置いてなじませてから切ると、形が崩れにくくなります。
寿司ブリトー風にする場合は、包丁を少し湿らせ、斜めに半分にカットすると断面がきれいに仕上がります。
切る時はアボカドの位置に注意しましょう。肉巻きの中央で切ってしまうとアボカドのつなぎ目になるので少しずらして切ります。


恵方巻きとして楽しむ場合は、切らずにそのままいただくのが一般的。
でも肉巻きが入っているため、切ったほうが食べやすくなりますよ。


ご家庭で食べやすい形にアレンジして楽しんでくださいね。
まとめ


アボカド肉巻きを使ったこの海苔巻きは、生魚が苦手な方でも楽しめる、少し変わり種の恵方巻き・巻き寿司レシピです。
具だくさんで食べごたえがあり、イベントごはんにぴったり。
恵方巻きとして切らずに食べるのも良いですし、食べやすさを優先してカットしたり、寿司ブリトー風にアレンジするのもおすすめ。
ご家庭に合ったスタイルで、楽しんでもらえたら嬉しいです。
その他お好みの具材でお試しください。
使用している器について (▼クリックで開きます)
BRUNOマルチスレートを使っています。長方形のタイプは現在販売されていないようです。
以前ご紹介したレシピとの違いについて
実はこのレシピには、2016年にご紹介した「アボカド肉巻きの海苔巻きごはん」をベースにした背景があります。
当時のレシピは、海苔1枚・ご飯少なめで、肉巻きを主役にしたシンプルな仕上がり。
今回のレシピは、海苔とご飯の量を増やし、野菜やとびっこも加えた、より太巻き・恵方巻き向きのアレンジです。
同じアボカド肉巻きでも、普段ごはんとして楽しみたい日と、行事やイベントでしっかり楽しみたい日で使い分けていただけたら嬉しいです。
▶︎ 節分にも!アボカド肉巻きで海苔巻きごはん






