
ダイエット中のバレンタインに、チョコみたいなパンケーキを作りたい。でも、砂糖も粉もできれば使いたくない…。そんなときにおすすめなのが、バナナ+ココアで作る「チョコ風味の粉なしパンケーキ」です。
うさ子ダイエット中もバレンタインを楽しみましょう!
このレシピは砂糖なし・小麦粉なし・米粉なし。
生地のつなぎにシュレッドチーズを使うので、粉がなくてもまとまりやすく、ふんわりというより“しっとり濃厚”な仕上がりになります。
熟したバナナを使うほど甘みが出て、ココアの量を増やすとチョコ感もアップします(そのぶんビター寄りになります)。
仕上げは、パンケーキを重ねてホイップといちごをのせるだけ。
シンプルなのに、積み上げた断面と“とろっ”と垂れるクリームで、一気にバレンタインっぽい見た目になります。
では、材料と作り方を紹介します。
材料(2人分:直径7cm×14枚分)
- バナナ:3本(よく熟したもの)
- 卵:3個
- ココアパウダー:大さじ1〜大さじ1と1/2(お好みで調整)
- シュレッドチーズ:55g(またはスライスチーズ3枚)
- バター:5g×14枚分(焼く用)
- 生クリーム、いちご、ミント:各適量(仕上げ用)
砂糖・小麦粉・米粉を使わず、バナナの自然な甘みを活かしたパンケーキです。
ココアの量を増やすとチョコ感は強くなりますが、その分ビターな味わいになります。
生地のつなぎにはシュレッドチーズを使用しています。加熱で溶け、冷めると固まる性質を利用することで、粉を使わなくてもまとまりのある生地に仕上がります。
材料アレンジ・補足
● キャロブパウダーについて
ココアの代わりに、キャロブパウダーを使うこともできます。キャロブはいなご豆由来のパウダーで、ココアに似た香りと風味、なのに苦味が少ないのが特徴です。
キャロブはノンカフェイン。チョコ風味はやや控えめになりますが、全体としてやさしい味わいに仕上がります。
ビターさが苦手な方や、お子さんと一緒に食べたい場合、またカフェインを控えたい方にも向いています。
使用量の目安は、ココアと同量(大さじ1〜大さじ1と1/2)です。
色味はココアより少し薄くなります。
● チーズについて
シュレッドチーズがない場合は、スライスチーズでも代用できます。チーズは生地をまとめるために使っているため、加熱するとチーズの味はほとんど気になりません。
チーズを省くことも可能ですが、その場合は生地がかなりやわらかくなります。ひっくり返す際は型を使うなど、崩れにくい工夫をしてください。
※このレシピは丸く焼いて重ねるパンケーキですが、ハート型で作りたい場合は、キャロブパウダーを使った動画レシピもあります。
焼き方や難易度が少し高くなりますが、見た目を重視したい方はこちらを参考にしてください。
▶︎ ハート型で作るキャロブパンケーキ(動画あり)


作り方
1.生地を作る



ここではボウルと泡だて器を使って混ぜていきます。
ボウルに皮をむいたバナナを入れ、フォークでしっかりと潰します。
バナナはなめらかになるまで潰した方が、焼き上がりの生地が均一になります。




ココアパウダーを加えます。
今回は大さじ1にしています。


チーズを加え、泡立て器で全体をよく混ぜます。チーズは生地のつなぎとして使っています。加熱で溶け、冷めると固まる性質があるため、粉を使わなくても生地がまとまり、焼いたときに裏返しやすくなります。
チーズを加えます(スライスチーズをちぎっています)


混ぜます


最後に溶き卵を加え、混ぜます。


2.焼く
フライパンまたはパンケーキパンを中火で温め、バターを溶かします。
生地をお玉3/4程度ずつ流し入れます。
柔らかい生地なのでパンケーキパンを使うと裏返すのがラクになります。また、形も整いますよ。


使用しているパンケーキパンについて (▼クリックで開きます)
生産終了製品です。
アサヒ軽金属のパーティーパンを使っています。直径7cm×4枚が一度に焼けるフライパンで、蓋付きの製品でした。
似たフライパンをご紹介しておきますね。
RANXINGST目玉焼きフライパン。直径約8cm強×4つで蓋付きです。
※こちらの製品は穴が少し大きく、フライパン全体も大きくなるため、
弱火で焼く場合は途中で向きを変えるなどすると焼きムラが出にくくなります。
普通のフライパンでも焼けます。
ただ、生地が柔らかく崩れやすいので、裏返す時は注意してください。
また、形を整えたい場合はフライパンの上にバターを塗ったセルクル型を置き、その中に生地を流し入れるとパンケーキパンと同じようにきれいな丸に仕上がります。
ごく弱火にしてフタをし、約5分焼きます。表面がふつふつしてきたら、そっと裏返してください。
裏返したら再びフタをし、弱火のままさらに約3分焼き、中まで火を通します。


※チーズを入れずに作る場合は、生地がさらに柔らかくなるため、裏返す際は特に注意してください。
3.仕上げ
今回はこの後、生クリームを泡立ててパンケーキをデコレーションしようと思います。そのために熱いパンケーキでは生クリームがダレてしまいます。
焼き上がったパンケーキは、ラップをかけて冷ましておきます。(今回の分量で14枚ほど焼けます)


生クリームを6分立て程度に泡立てます。絞り袋で絞るわけではないので、適当な泡立てで大丈夫です。とろーりとすればOK。
ハンドミキサーの羽根を持ち上げたときに、軽くツノが立つ位です。


重ねたパンケーキの上から生クリームをかけます。刻んだいちごとミントを添えれば完成です。


重ねて盛り付けることで、断面とクリームのとろっとした質感が引き立ち、バレンタインらしい見た目になります。
このレシピは、後にバレンタインイベントでデモンストレーションを行ったこともあります。その際に作った、少し特別なデコレーションバージョンを別記事にまとめています。
家庭向けレシピとは道具や仕上げが異なりますが、バレンタインの雰囲気づくりの参考になればうれしいです。
▶︎ イベント用アレンジレシピはこちら


失敗しやすいポイントとコツ
このパンケーキは砂糖や粉を使わない分、一般的なパンケーキとは少し勝手が違います。失敗しやすいポイントを事前に押さえておくと、きれいに仕上がります。
● 生地がゆるくて形が崩れる
粉を使わない生地はとてもやわらかく、フライパンに流すと広がりやすいのが特徴です。きれいな丸に焼きたい場合は、パンケーキパンやセルクル型を使うのがおすすめです。
普通のフライパンで焼く場合は、型を置いてから生地を流し入れると形が安定します。
● 裏返すときに崩れる
チーズは生地をまとめるための重要な役割をしています。チーズを加えることで、加熱時に全体が固まり、裏返しやすくなります。チーズを入れない場合は、生地がより崩れやすくなるため、しっかり焼き色が付いてから、そっと裏返してください。
● 焼き色がつかない・中まで火が通らない
火加減はごく弱火が基本です。火が強いと表面だけ焼けて中が生焼けになりやすくなります。必ずフタをして、蒸し焼きにすることで、均一に火が通ります。
● ココアが苦く感じる
砂糖や甘味料を加えないため、ココアの量が多いほどビターな仕上がりになります。食べやすさを重視する場合は大さじ1前後がおすすめです。
苦味が気になる場合は、材料アレンジで紹介しているキャロブパウダーを使うと、やさしい甘みのある仕上がりになります。
● 生地が均一にならない
今回のようにフォークや泡立て器でも作れますが、バナナの粒が残りやすい場合があります。なめらかな仕上がりを重視したい場合は、ミキサーやブレンダーを使うと、生地が均一になり焼き上がりも安定します。
このレシピが向いている人・向いていない人
砂糖や粉を使わないので、ダイエット中の方や筋トレ中の方、もしくはグルテンフリーを意識されている方向けのレシピです。
好みや目的に合うか、以下を参考にしてください。
◎ このレシピが向いている人
- 砂糖・小麦粉・米粉を使わないおやつを作りたい方
- バナナの自然な甘みを活かしたスイーツが好きな方
- 甘すぎない、少しビターなチョコ風味が好みの方
- バレンタインなど、見た目も大切にしたい方
- パンケーキを重ねてきれいに盛り付けたい方
△ あまり向いていない人
- ふんわり軽い、カフェ風の甘いパンケーキを求めている方
- 砂糖のしっかりした甘さがないと物足りなく感じる方
- 焼き色や形にあまり手をかけたくない方
甘さや風味は、ココアの量やキャロブパウダーへの置き換えで調整できます。



しっかり甘いお菓子というより、素材の味を楽しむ大人向けのパンケーキとして楽しんでいただけたらうれしいです。
まとめ
砂糖・小麦粉・米粉を使わず、バナナとココアで作るチョコ風パンケーキを紹介しました。
材料はとてもシンプルですが、生地のつなぎにチーズを使うことで、粉なしでも焼きやすく、重ねて盛り付けられる仕上がりになります。
甘味料を加えなくても、熟したバナナの自然な甘みとココアの風味で、満足感のある味わいになります。ビターさが気になる場合は、キャロブパウダーに置き換えることで、やさしい風味にアレンジすることもできます。
生地はやわらか目なため返すのが少し難しいかもしれませんが、粉なし、低糖質でおいしいパンケーキが楽しめますよ。



私のお気に入りおやつのうちの1つです!
バレンタインのおやつとしてはもちろん、甘さ控えめのおやつや、素材を楽しむスイーツとしても。
無理に甘くしない選択肢のひとつとして、楽しんでもらえたらうれしいです。
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