
こんにちは!みすずです。
白くまろやか、でもスパイシー。
ピーナッツのコクとスパイスの香りが絶妙に溶け合う、ピーナッツペーストの白いチキンカレーをご紹介します。
インド料理の“白いカレー”をイメージし、ターメリックを使わずに仕上げたこの一品。
飴色玉ねぎとピーナッツペーストをペースト状にして煮込むことで、濃厚でやさしい口当たりに仕上がります。
鶏肉はヨーグルトで下味をつけてしっとり柔らかく。
ホールスパイスの香りとともにじっくり煮込めば、翌日にはさらにまろやかに味が馴染みます。
動画レシピ付きで作り方をご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
ご家庭にある材料で作れる、ちょっと特別な「白カレー」、いかがですか?
作り方動画はこちら
カレー作りの工程をわかりやすく動画でご紹介しています。
【ピーナッツペーストの白カレー】作り方動画
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材料(2人分)
鶏もも肉 2枚
塩 適量(鶏肉用)
ヨーグルト 大3
にんにく 1片(鶏肉用)
生姜 にんにくの半量
玉ねぎ 1個
にんにく 1片
カルダモン 3粒
クローブ 4粒
ローリエ 1枚
鷹の爪 1本
オイル 大1
水(orチキンスープ) 400cc
ピーナッツペースト 90g
クミンパウダー 大3/4
コリアンダーパウダー 大1と1/2
フェヌグリーク 小1
塩 小1
動物性生クリーム (orココナッツミルク) 200cc
材料の代用・アレンジはこちら (クリックで開きます)
- 鶏もも肉 → 鶏むね肉や手羽元、厚揚げなどで代用OK
- ピーナッツペースト → 生カシューナッツや無糖ピーナッツバターでも
- 生クリーム → ココナッツミルクやアーモンドミルクに変更可
- ホールスパイスは省略可(クミンシードだけでもOK)
ピーナッツペーストは無糖で無添加のものがお勧めです。

作り方
下準備
鶏肉は塩を揉み込み食べやすく切ります。

ビニール袋かボウルに入れヨーグルト、おろしニンニク、おろし生姜を加え袋の上からよく揉み混ぜます。
時間があるなら1 時間ほど置きます。
置く時間がない場合は、すぐに次の工程に移ってください。

玉ねぎはみじん切り、ニンニクもみじん切りにします。

スパイス加熱〜飴色玉ねぎ作り
厚手の鍋を使います。
鍋に油を入れホールスパイスを加熱します。
今回はローリエ、カルダモン、クローブを加えていますが、ホールスパイスはなくてもOKですし、あるものを使っていただけば大丈夫です。

使用している鍋について (クリックで開きます)
staubピコ ココットラウンド 22cmを使っています。使用カラーはミントです。

スパイスの香りが立ったら玉ねぎを加えます。

中火にし、たまに混ぜつつ玉ねぎ全体がしんなりするまで炒めます。
ニンニクを加えてさらに炒めます。

触りすぎると温度が下がるのでしばらく放置して→たまに混ぜるを繰り返して加熱していきます。

玉ねぎが茶色くなったら火を止めます。
ホールスパイスは一旦取り出しておきます。

玉ねぎを炒めている間に
1.スパイスを混ぜます
玉ねぎを炒める時間は長いので、その間にパウダースパイスを混ぜ合わせておきます。
白カレーなのでターメリックを加えず、コリアンダー、クミン、フェネグリークを使用。
ボウルにそれらのスパイスを計量し、混ぜます。

2. 鶏肉を焼きます
玉ねぎを炒めている間に鶏肉を焼きます。
- グリルココットが付属している場合:ココットに鶏肉を皮目上で並べて焼いきます。
- ココットがない場合:魚焼きグリルの網に直接鶏肉を並べて焼きます。
※グリルココットなしで魚焼きグリルで鶏肉を焼く場合は、鶏皮が燃えやすいです。火が当たらないように、鶏肉を置く位置を特に気をつけてください。

中火で12〜15分焼きます。

使用しているグリルココットについて (クリックで開きます)
リンナイガステーブル付属のココットプレートを使っています。


魚焼きグリルでお肉を焼きたいので、ココット付きのコンロに変えました。
ペースト状にします
玉ねぎの鍋に戻ります。
水を分量のうち半分加え、ピーナツペーストも加えます。


今回使用したのは、無糖タイプのピーナツペースト(100%落花生)です。香ばしさとコクが加わり、白カレーとの相性抜群ですよ。


滑らかなソース状にします。
staub鍋に直接ハンドブレンダーを入れて攪拌する場合は、鍋のコーティングを傷つけないように注意してください。
動画では〈バーミックス〉を使用しています。


ミキサーを使う場合は、玉ねぎが熱いうちはフタが浮いたり危険なので、少し冷ましてから水・ピーナッツペーストと一緒に撹拌します。
どちらの場合も滑らかになったら鍋に戻し入れ、再び火にかけ温めます。


チキンとスパイスを加えます
焼いた鶏肉を加え、混ぜ合わせたスパイスと塩を加えます。


ピーナツペーストでトロリとして焦げ付きやすいのでたまに混ぜつつ10分ほど煮込みましょう。


味を見て足りなければ塩を足します。
最後に生クリームを加え、少し温めて火を止めます。


器に盛ります
このカレーは一晩寝かせるのがお勧め。
作った当日はナッツとスパイスがうまく混ざっておらず、ピーナッツがキツく味がバラバラに感じます。
翌日の方が全体まろやかになって食べやすくなりますよ。
器に盛ってパセリのみじん切りをちらし、お好みでパプリカパウダーを振ります。


辛味を足したい場合はチリパウダーなどを加えてくださいね。
使用した器について
アラビアパラティッシ17cmボウルを使っています。


English recipe
600〜700g Chicken thigh
Salt(for chicken)
45cc Yogurt
1 Garlic(for chicken)
Ginger
1 Onion
1 Garlic
3 Cardamoms
4 Cloves
1 Bay leaf
1 Red pepper
15cc Oil
400cc Water(or chicken soup)
90g Peanut paste
12cc Cumin powder
22.5cc Coriander powder
5cc Fenugreek
5cc Salt
200cc Fresh Cream
(or Coconut milk)
- Put salt into the chicken and cut it into bite-size pieces. Pickled it into a half-day with yogurt, garlic and ginger.
- Heat the pot, add oil and bay leaf, clove and cardamom to heat it up to low heat.
- Put onions and garlic in it and stir-fry until it becomes brown.
- After turning off the heat, add water and peanut paste, and make it a paste with a hand blender.
- Bake 2 and add it to 4, then add mixed spices and salt to stew.
- Add fresh cream and it’s done.
もう一度、動画で作り方をチェックしたい方はこちら
最後までお読みいただきありがとうございます♪
「作ってみようかな」と思った方は、動画で流れを確認しながらの調理もおすすめです。
スマホ片手に、動画を見ながらぜひ一緒に作ってみてくださいね!
まとめ
ピーナッツペーストのコクと、炒め玉ねぎの甘み、そしてスパイスの香りが溶け合った、やさしくて奥深い「白カレー」。
ターメリックを使わず仕上げた、ちょっと特別な一皿です!
鶏肉はヨーグルトに漬け込んでしっとり。
ペースト状に仕立てたソースは、なめらかでとろみがあり、翌日にはよりまろやかに。



ごはんにかけても、ナンと合わせても美味しく召し上がれますよ。
ピーナッツペーストさえあれば、ご家庭にある調味料とスパイスで気軽に作れますので、ぜひお試しくださいね。
「ナッツ×スパイス」の美味しい出会いを、ぜひご家庭で。
ナッツを使ったおすすめレシピ
ピーナッツやカシューナッツなど、ナッツのコクを生かしたレシピは他にもいろいろ。
白カレーをきっかけに、ぜひナッツの魅力をもっと楽しんでみてください。
【サテアヤム】鶏肉のピーナッツバターグリル
インドネシア風の焼き鳥「サテアヤム」。
甘辛いピーナッツバターだれに漬け込んだ鶏肉を香ばしく焼いた、手軽なエスニックおかずです。
ピーナッツペーストが余ったときの使い切りにもおすすめ♪
>> レシピを見る


アーモンドミルクとカシューナッツの白カレー
今回のピーナッツ版とは一味違う、まろやかでクセのない白カレー。
ナッツの中でも甘みのあるカシューナッツとアーモンドミルクを使い、やさしい味わいに仕上げています。
>> レシピを見る

