
ストウブとバーミキュラは、食材から出る水分を活かした無水調理ができる、人気の鋳物ホーロー鍋です。
今回は、それぞれの鍋に同じ材料を同じ量ずつ入れ、スペアリブのトマト煮込みを作り比べました。
同じ時間煮込んでも、肉の柔らかさや野菜の崩れ方、水分量、味のなじみ方に違いは出るのでしょうか。
この記事では、ストウブとバーミキュラの特徴や調理手順とともに、完成したスペアリブのトマト煮込みの仕上がりや味、使いやすさの違いをご紹介します。調理中の様子は、YouTube動画でもご覧いただけます。
検証動画はこちら
使用していたBGMの関係で、元動画は削除し、再編集して投稿し直しています。
>> 【#1 有名無水鍋2社の比較】staub&バーミキュラどっちが優秀か比較してみた

また、tiktokには作り方部分だけのショート動画を投稿しています(2019.05.19)
この実験でお野菜の水分だけで煮込むスペアリブを作りました。
今回使用するストウブとバーミキュラ
今回の比較で使用した鍋:
- バーミキュラ オーブンポット1(旧オーブンポットラウンド)22cm
- ストウブ ピコ・ココット ラウンド20cm
国産の鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」
バーミキュラは、名古屋市の愛知ドビーが製造する国産の鋳物ホーロー鍋です。鍋本体と蓋の密閉性が高く、食材の水分を活かした調理を得意としています。
>>バーミキュラ工場見学レポはこちら

今回使用したのは、バーミキュラ オーブンポット1 22cm(旧名称:オーブンポットラウンド)、カラーはパールピンクです。

撮影当時は「オーブンポットラウンド」という名称で販売されていましたが、2023年にオーブンポット2が登場したことに伴い、現在は従来モデルが「オーブンポット1」として販売されています。
鍋本体と蓋がぴったり合うように、一つひとつ手作業で調整されており、高い密閉性を備えているのが特徴です。食材から出る水分を鍋の中に閉じ込め、水を加えずに調理する無水調理を得意としています。
フランス生まれの鋳物ホーロー鍋「ストウブ」

ストウブは、フランス生まれの鋳物ホーロー鍋です。厚みのある鋳鉄製の本体による蓄熱性と保温性の高さに加え、鍋の内側に施された黒マットエマイユ加工が特徴です。
>>ストウブ講習会参加レポ

重厚感のあるデザインと豊富なカラーバリエーションが特徴で、家庭だけでなく料理家や飲食店でも広く使われています。
今回使用したのは、ストウブ ピコ・ココット ラウンド20cmです。
ストウブには、丸型のラウンドだけでなく、オーバル型や炊飯向けの鍋、すき焼きや鍋料理に使いやすい浅型の鍋など、さまざまな形とサイズがあります。

鍋の内側には、細かな凹凸のある黒マットエマイユ加工が施されています。この加工により、食材が焦げ付きにくく、油なじみがよいのが特徴です。
また、厚みのある鋳鉄製の本体は蓄熱性と保温性が高く、食材をじっくり加熱できます。
バーミキュラとの見た目の違いの一つは、鍋底にリブ加工がないことです。今回の比較では、この構造の違いが調理や仕上がりに影響するかも確認します。
ストウブの構造や使い方については、ストウブのデモンストレーターによる講習会レポートで詳しく紹介しています。
材料と作り方

豚スペアリブ 440g×2
塩 適量
玉ねぎ 2個(190g×2)
トマト 4個(270g×2)
にんにく 2片(12g×2)
クローブ 5粒×2
ローリエ 1枚×2
シナモンスティック 1本×2
塩 小1/2×2
それぞの鍋に同量ずつ詰め、蓋をして50分煮ます。
検証スタート

今回の実験では22cmのバーミキュラ鍋と20cmのストウブ鍋を使用して比較しています。
そのため、厳密な比較になっていない点はご了承ください。申し訳ないです。
鍋サイズは異なりますが、同じものを同じ分量詰めて同じ時間加熱して食べ比べを行いました。
材料を詰めます
具材に選んだのはスペアリブです。

お野菜も全て重量を計量し、同量にしています。

玉ねぎ、にんにく、トマトの順に鍋に詰め、その上にスペアリブを並べます。
最後にスパイス(ローリエ、シナモン、クローブ)を乗せます。
こちらがstaub鍋。

こちらがバーミキュラ鍋です。

煮込みます
蓋をして弱火で50分煮込みます。
途中蒸気が強く上がってきたらごくごく弱火に切り替えます。

出来上がり

さてさて同時に出来上がりました
塩を加えて器に盛ります(動画では器に全量を盛っています。)

パセリのみじん切りと胡椒を削りかけます。

結果発表

気になる結果は動画でもご確認いただけます。
>>【#1 有名無水鍋2社の比較】staub&バーミキュラどっちが優秀か比較してみた / スペアリブトマト煮込み

味の好みは人それぞれですし、今回は比較した鍋サイズが異なります。そのため参考程度にお聞きください。
私はstaub鍋の方が美味しく感じました。
それは食材全体がしっかりとまとまっており、味がなめらかでまろやか。塩を加えただけでお料理が完結しているように感じたからです。お店で食べるようなおいしい料理。プロの味が家庭で手軽に楽しめるように感じました。
対してバーミキュラ鍋での無水調理は素人の私ではこのままでは完結せず、少し手を加えたい味に感じてしまったんです。
もちろんバーミキュラ鍋での調理もおいしいのですが、比べてしまうとストウブ鍋のような「プロの味が家庭で手軽に楽しめる」と評価するまではいかなかったです。
うさ子これは今回の私の個人的な感想です。皆様も試してみてくださいね。
どちらも素敵な無水調理鍋です。あなたもぜひお気に入りの鍋を見つけて、無水調理を楽しんでみてください。
最後に
さて、今回は22cmのバーミキュラ鍋と20cmのstaub鍋での比較でした。
同じサイズの鍋を持っていなかったのですが、とりあえず比較をしてみたくてやってみた動画になります。この2cm差がどれだけ影響があるのか、、、わたしにはわかりません。
公平な結果を知るため新たに22cmのstaub鍋を購入しました。
比べてみると22cmのバーミキュラ鍋と22cmのストウブ鍋は厳密には同じではなく、少しサイズに異なりがありましたが、新しいstaub鍋で再度実験したのが「ごはん炊き比べ」記事になります。
ストウブとバーミキュラの比較記事
ストウブとバーミキュラを使い、さまざまな料理を作り比べています。鍋による仕上がりや使いやすさの違いも、あわせてご覧ください。
- ストウブ・バーミキュラ・ライスポットでご飯を炊き比べ
- ストウブとバーミキュラで無水カレーを作り比べ
- ストウブとバーミキュラでちぎりパンを焼き比べ
- ストウブ・アサヒ軽金属・バッラリーニで肉まんを蒸し比べ








ストウブを使い始める前に
新品のストウブを購入したら、初めて使う前に鍋おろしを行います。お手入れの手順はこちらの記事でご紹介しています。




