
こんにちは!みすずです。
節分の食卓に、ちょっと特別感のある一品を添えたいときにおすすめなのが「枡大根(ますだいこん)」です。
うさ子枡大根とは、大根を四角い枡の形にくり抜き、中に具材を詰めたものです。
厄を払い福を呼び込む縁起物として、昔から主に節分に食べられてきました。見た目は少し手がかかりそうですが、ひとつずつ作っていく工程も、行事を楽しむ時間のひとつになります。
今回は、なまり節とひじき、大豆を使ったやさしい味わいの煮物を詰めました。砂糖やみりんを使わず、素材の旨みを活かした素朴な味つけ。
普段のおかずとしても食べやすいですよ。
節分の日はもちろん、季節の行事を大切にしたいときや、いつもの煮物を少しだけ特別に見せたいときにも。手作りならではの温かみを楽しみながら、ぜひ作ってみてください。
材料(2人分)
枡(器)用
- 大根:適量(枡の器分)
- 昆布:少量
- 醤油:少々
中身(なまり節とひじきの煮物)
- 乾燥大豆:ひとつかみ
- 乾燥ひじき:25g
- なまり節:5cm分
※なまり節の代わりに、ノンオイルツナでも作れます - 人参:2〜3cm分
- グリーンピース:適宜
- 醤油:大さじ1
- 油:適量
砂糖やみりんは使わず、素材の味を活かしたやさしい味付けにしています。
お好みで、仕上がりを見ながら醤油の量を微調整してください。
なまり節について
なまり節は、カツオを茹でたり蒸したりして作られる、日本の伝統的な保存食です。
見た目は、削る前の「鰹節」の手前の状態をイメージしてもらうと分かりやすく、鰹節より一回りほど大きさがあります。
少し水分が残っているため、完全に乾燥した鰹節ほど硬くはなく、スライスしてそのまま食べることもできます。
ややパサつきはありますが、噛むほどにカツオの旨みを感じられるのが特徴。
ほぐしてマヨネーズで和えると、ツナマヨのような感覚で使うことができ、サラダや和え物にもよく合います。
そのため、レシピではツナの代わりとして使われることもあります。
ただし、ツナに比べると魚の風味がしっかりしているため、魚が苦手な方には少し食べにくく感じる場合があります。
その場合は、ノンオイルツナで代用していただくのもおすすめです。
作り方
1.中身(なまり節とひじきの煮物)を作る
まずは、枡大根の中に詰める煮物から作ります。
① 大豆を戻して茹でる
乾燥大豆は一晩たっぷりの水に浸して戻します。
時間がない場合は、ぬるま湯に2時間ほど浸すと戻ります。





私はすぐ使いたくて熱湯で戻しちゃうことも多いです。
約4倍量の水と共に鍋に入れ、塩少々を加えて40分ほど茹でます。
柔らかくなったら取り出します。


② ひじきと人参の下準備
乾燥ひじきは水で戻し、ザルにあげて水気を切ります。
人参は細めの千切りに、なまり節は薄くスライスします。


③ 炒めて煮る
フライパンに油を熱し、弱火にしてまずは人参をしっかりと炒めます。
野菜の甘みを引き出すように、じっくり加熱します。


使用しているフライパンについて (▼クリックで開きます)
ロッジ スキレット10 1/4インチを使っています。
にんじんが柔らかくなり油が回ったらとひじきを入れて軽く炒めます。


全体に油が回ったら、ひたひたの水を加えて炊きます。


④ 大豆・なまり節を加える
沸騰したら茹でた大豆を加えます。


汁気が半分ほど少なくなったところで、なまり節を入れ醤油を回し入れます。
味をなじませるように炊き上げます。


⑤ 仕上げ
最後にグリーンピースを加えます。


中央を開け、汁気がほぼなくなるまで炊きます。


これでひじきの煮物の出来上がりです。
翌日になると味が少し濃くなってくるので、常備菜の場合は初日は薄味にしておくと良いですよ。


2.大根で「枡(器)」を作る
次に、大根を枡の形に整えていきます。



大きめの大根を使うと切りやすいです。
① 大根を切る
大根を立方体に切ります。


小さめのナイフなどを使って中を四角くくり抜きます。
くり抜いた際に切り出した大根を使い、底になる板を作ります。
器の下に合わせて、サイズを調整してください。


② 大根を下煮する
鍋に少量の水、昆布、醤油を一たらし入れます。
大根を入れ、蓋をして弱火で10分ほど煮ます。


③ 冷まして取り出す
大根が柔らかくなったら火を止め、そのまま冷まします。
味を含ませたら、そっと取り出します。


3.盛り付け・仕上げ
大根の枡の中に、先に作ったひじきの煮物を詰めます。
形を整えたら、枡大根の完成です。


節分の食卓にはもちろん、季節の行事を楽しみたいときにもおすすめです。
葉っぱを飾ってみました。


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