
低温調理器や炊飯器を使わず、土鍋のお湯でじっくり火を通す「豆乳ヨーグルトサラダチキン」です。
鶏むね肉を豆乳ヨーグルトに漬け込み、ラップで包んでから保存袋に入れ、湯の中でゆっくり加熱します。
うさ子鶏ハムのようにスライスして食べられる、しっとりやわらかな作り置き鶏むね肉レシピです。
湯温が下がりすぎないよう途中でお湯を温め直しながら作るので、少し手間はかかりますが、特別な道具がなくても作れる方法です。
この記事では、サラダチキンの食べ方アレンジとして
- 自家製オリーブバターを添える方法
- 低糖質なアーモンドカツにアレンジする方法
もご紹介しています。
鶏ハムとサラダチキンの違い
鶏ハムとサラダチキンは、どちらも鶏むね肉をしっとり加熱して作る人気の作り置きレシピです。



厳密には少し違いますが、家庭料理では似たものとして扱われることも多くあります。
鶏ハムは、鶏むね肉に塩や砂糖、ハーブなどをすり込み、巻いてから低温で火を通すレシピです。ハムのように薄くスライスして食べられるため、「鶏ハム」と呼ばれています。
サラダチキンは、加熱した鶏むね肉をそのまま食べたり、サラダやサンドイッチ、お弁当のおかずに使ったりする料理です。コンビニなどの市販品で広く知られるようになりましたが、今では自宅で作るサラダチキンレシピも一般的です。
この記事では、鶏むね肉を開いて巻き、ラップで包んで低温調理したものを「サラダチキン」として紹介しています。鶏ハムのようにしっとりスライスでき、作り置きにも使いやすい鶏むね肉レシピです。
材料
鶏むね肉 2枚
塩 小1/4(今回はレモン塩を使用)
プレーンヨーグルト 大2〜3
材料アレンジ
- ヨーグルトは豆乳ヨーグルトを使用しています。
- ヨーグルトの代わりに塩麹を使用すると、よりしっとり柔らかに仕上がります。
作る季節と室温について
土鍋で作る場合は、低温調理器やホットクックのように温度を一定に保てるわけではありません。室温が低い冬場は湯温が下がりやすく、真夏は食材を常温に置く時間が長くなると傷みやすくなる心配があります。
そのため、真冬や真夏よりも、春や秋など室温が安定している時期に作る方が安心です。作る場合は途中で湯温を確認し、温度が下がったら鶏肉を取り出して、お湯だけを温め直してください。



どの季節でもラクに作成したい場合は、ホットクックなど、温度管理ができる低温調理器具を使用してくださいね。
作り方
下準備
鶏胸肉は厚みに包丁を入れ左右に切り開きます。
全体に塩を揉み込みます。


ビニール袋に入れ、ヨーグルトを加えます。
よくもみ込み冷蔵庫で1時間、時間があるなら一晩置きます。
(今回は一晩置きました)



翌日までおいた方がしっとり柔らかに仕上がります。
巻きます
使う1時間ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻します。
周りのヨーグルトをざっとぬぐい落とし、端からクルクル巻きます。
ラップでピッタリと包みます。
両端を輪ゴムでしっかり止めます。


ジップロック袋などに1本ずつ入れます。中の空気をしっかりと抜き口を閉じます。



耐熱温度100℃以上の袋を使用してくださいね。
湯につけます
土鍋にたっぷりのお湯(鶏肉がかぶるくらい)沸かし、その中にドボンといれます。
弱火にし、蓋をして5分ほどそのまま加熱します。
その後火を止め、蓋を開けずに2〜3時間放置します。途中で温度を確認し、湯温が下がっていたら、鶏肉を取り出してお湯のみで火にかけ、再度沸騰させて鶏肉を戻します。
保温調理のポイント
鍋で保温調理する場合は、鍋の保温力と袋の耐熱性が大切です。
- 厚手の鍋を使います。保温力が低い鍋だと湯温が下がりやすく、火が通るまでに時間がかかります。
- 保存袋は、ジップロックなど耐熱温度を確認できるものを使用します。耐熱ではない保存袋は、加熱中に変形したり溶けたりすることがあります。
- 鶏肉は冷蔵庫から出した直後の冷たい状態ではなく、冷たさを少し取ってから使用します。ただし、長時間常温に置かないよう注意してください。
- 加熱後は中心部までしっかり火が通っているか確認します。赤みが残る場合は、再加熱してください。
ほかの調理器具で作る場合
この記事では、低温調理器や炊飯器を使わず、土鍋のお湯で保温しながら作っています。現在は、炊飯器の保温機能や低温調理機能付きの調理家電を使う方法もあります。
- 炊飯器:内釜にお湯を張り、保存袋に入れた鶏むね肉を保温機能で2時間ほど置きます。
- 厚手の鍋がある場合:ストウブ鍋など保温性の高い鍋を使うと、土鍋より温度を保ちやすくなります。
- ホットクック:低温調理機能を使うと、湯温管理の手間を減らして作れます。
- 低温調理器:設定温度や加熱時間は、肉の厚みや巻き方に合わせて調整が必要です。
土鍋で作る場合は、湯温が下がりすぎないよう途中で確認し、必要に応じてお湯だけを温め直します。鶏肉は中心部までしっかり火が通っていることを確認してください。
出来上がりの目安
蓋を開け赤い汁が出てないか確認。わかりにくい場合は、一旦取り出して、中心部分を切ってみましょう。赤い部分がある場合は再加熱します。


赤い場合は加熱が足りません。
- 鶏肉を取り出し、お湯のみで火にかけ沸かす。
- 沸いたら火を止め、すぐに鶏肉を袋のまま戻し入れる。
- 蓋をしてしばらく放置する。
胸肉は弱い火加減でじっくり加熱した方がしっとりと仕上がります。なるべく放置調理で火を入れていきます。
これで鶏ハムの出来上がりです!
鶏肉の鍋が冷めたら取り出します。
出来上がり後すぐに氷水に入れて冷やし、食べやすいサイズに切って器に盛りましょう。
早めに食べ切るようにしてください。


サラダチキンを食べやすくするアレンジ
鶏むね肉はあっさりしている分、パサつきが気になることがあります。油分を足すと食べやすくなり、満足感も出やすくなります。


生クリームを振って作る自家製バター
今回は、動物性生クリームを蓋付きの大きな容器に入れ、手で振って自家製バターを作りました。
蓋付き容器に動物製生クリーム2パックを入れる。


蓋をして振る。中身が分離したら出来上がり。


生クリームを振り続けると、水分と脂肪分に分かれて、バター状にまとまってきます。
ザルに厚手のキッチンペーパーを敷いて漉し、さらにしっかり絞ります。


できあがったバターに、エシャレット、ブラックオリーブ、パセリ、なまりぶしを細かく刻んで混ぜます。
刻んだ具材を入れる。


よく混ぜて出来上がり。


たっぷりのオリーブバターをサラダチキンに添えました。


付け合わせは芽キャベツの素揚げ、菊芋のハッセルバック風オーブン焼き、エリンギのソテー。
菊芋は切り込みを入れてバターをのせ、トースターで焼いたものです。





鶏むね肉だけだとあっさりしすぎる場合も、バターの油分と具材の風味が加わると食べやすくなります。
残ったサラダチキンで作るアーモンドカツ
翌日に残ったサラダチキンは、再加熱を兼ねてアーモンドカツにするのもおすすめです。パン粉の代わりにアーモンドダイスを使うので、低糖質に仕上がります。
- サラダチキンを厚めに切ります。
- 表面にマヨネーズを塗ります。
- アーモンドダイスをまぶします。
- アーモンドがこんがりする程度に油で揚げます。
- 油を切って取り出します。


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