
こんにちは!みすずです。
今回はホットクックで作る、トロトロ柔らかな【牛すじカレー】の作り方をご紹介します。
公式レシピでは下茹でせずに牛すじを使いますが、そのままだと脂っこく仕上がることも…。
そこで本記事では、一度下茹でをしてから作ることで脂を抑え、より食べやすく仕上げる方法をお伝えします。
さらに、ホットクックだけでなく
- 圧力鍋で時短調理する方法
- 土鍋+鍋帽子でほったらかし調理する方法
のレシピリンクも記事末に掲載しています!
柔らかくて旨みたっぷりの牛すじカレーを、ぜひご家庭でもお楽しみください。
ホットクックで作る「牛すじカレー」の特徴
ホットクックは材料を入れてスイッチを押すだけで、火加減やかき混ぜを自動で行ってくれる便利な調理家電!
今回ご紹介する【牛すじカレー】レシピは、公式レシピよりも個人的には食べやすく、脂っこさを抑えた仕上がりが特徴です。

肉の脂が苦手です。。
牛すじを下茹でする理由
下茹でせずに直接牛すじを加えてカレーを作ることも可能ですが、、そのままだと脂や独特の臭みが残りやすく、こってり重たい口当たりになることも。



これは好みの問題かもしれません。
そこで本レシピでは、事前に牛すじを下茹でし余分な脂と臭みを取り除くことで、よりあっさりとして食べやすいカレーに仕上げます!



下茹ですることでスープの透明感も増し、後味がスッキリしますよ。
ホットクックならではの利点
- 無水調理で野菜の旨みが凝縮
- 長時間煮込まなくても牛すじがトロトロに柔らかくなる
- 火加減を気にせずほったらかし調理ができる
使用したホットクックは2.4L
今回のレシピでは、シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW24G(2.4L) を使用しました。


ホットクックには
- 大容量の 2.4リットルタイプ
- 標準サイズの 1.6リットルタイプ
- コンパクトな 1.0リットルタイプ
の3種類があります。



牛すじカレーを作るなら具材が多く入る2.4Lがおすすめです!
材料 (2〜4人分)


- 牛すじ肉 … 540g(下茹で前の重量)
- ねぎ(青い部分)・生姜(薄切り) … 適量(下茹で用)
- 玉ねぎ … 400g
- トマト … 400g
- セロリ … 100g
- きのこ類 … 60g
- にんにく … 10g
- 生姜 … 10g
- 米粉カレールゥ … 20g(1皿分/市販品)
- カレー粉 … 大さじ5
- 塩… 適量
※分量は目安です。ホットクックの内鍋容量に合わせて調整してください。
※米粉カレールゥを使うことで小麦粉不使用のグルテンフリーカレーになります。
今回はオリエンタルの米粉カレールゥを使用しています。フレークタイプなので使いやすいですよ。
*一皿分の塩分は22gです。


材料アレンジのヒント (▼クリックで開きます)
- 肉の置き換え
牛すじの代わりに、鶏もも肉や豚バラ肉でも作れます。牛すじほど長時間の下茹では不要です。 - 野菜のバリエーション
玉ねぎは長ねぎや白ねぎで代用可。セロリは省略してもOKですが、香りと旨みが増すのでおすすめ。 - きのこの選び方
しめじ、エリンギ、しいたけ、マッシュルームなどお好みで。複数種類をミックスすると旨みがアップします。 - 辛さの調整
カレー粉の量で調整可能。お子様向けには半量にして、ルゥをやや多めにするとマイルドに。 - とろみとコクの追加
最後ヨーグルトやココナッツミルク、生クリーム等を加えると、まろやかになります。
作り方
牛すじを下茹でします
牛すじはさっと洗って水気を切ります。
ホットクックの内鍋に牛すじと、たっぷりの水(水位MAXまで)・ぶつ切りしたねぎ・薄切りの生姜を加えます。




加熱終了後、ざるにあげて牛すじを取り出し、ぬるま湯で洗います。
茹で汁は脂が多く出ているため破棄します。


ホットクックの内鍋もきれいに洗っておきます。
ネギと生姜は破棄し、牛すじはしっかり水気を切ります。


食べやすいサイズに切ります。


私は脂の部分が苦手なので、脂身は外し破棄しています。


下準備:材料を切ります
玉ねぎ、ニンニク、生姜はみじん切り、セロリは小さめに角切りします。


トマトは角切りにし、しめじは石づきを取り小房に分けます。


ホットクックで加熱します
ホットクックの内鍋をスケールに乗せ0リセットします。
玉ねぎ、ニンニクを入れます。


トマト、しめじを加えます。


牛すじを加えます


カレー粉とカレールゥを加え、ここまでの重量を計量します。固形ルゥを使用する場合は切らずにそのまま乗せてください。





塩の分量を計算します。
ホットクックユーザーに人気の料理研究家・勝間和代さん提案の「塩分0.6%ルール」に基づき、全材料の重量 × 0.6%で塩分量を計算します。
この塩分量から、使用するカレールゥに含まれる塩分量を差し引いた分だけを、塩として加えます。
(※ルゥの塩分量は商品パッケージの栄養成分表示を参考にしてください)




ホットクックが止まったら全体をよく混ぜて味を見て、必要があればカレー粉や塩を微調整します。
ホットクックを使わない作り方
今回ご紹介したホットクック版のほかにも、調理スタイルに合わせた牛すじカレーレシピをご紹介しています!
お使いの道具や時間に合わせて、ぜひご覧ください。
こっくり牛すじカレー【圧力鍋】
短時間で仕上げたい方におすすめ。
▶ レシピはこちら
鍋帽子で余熱調理!とろとろ牛すじカレー
土鍋+鍋帽子でじっくり仕上げる、保温調理バージョン。
▶ レシピはこちら




加熱が終わると、ホットクックの中はとろとろに柔らかくなった牛すじと、野菜の旨みが溶け込んだ濃厚なカレーが完成しています!
出来上がりと盛り付け例
牛すじは箸で切れるほど柔らかく、ゼラチン質がスープに溶け込んで、こってりしながらも後味はすっきり。
玉ねぎやトマトの甘みも合わさって、奥深い味わいに仕上がります。
器に盛ってパセリのみじん切りを散らします。



コックリと濃厚でとろける食感の牛すじをぜひお楽しみください!


盛り付けアイデア
小皿に取り分けて、おつまみカレーとしても楽しめます。
ごはんと一緒に盛り付け、半熟卵や温泉卵をトッピングするとコクが増しておすすめ。
サラダやピクルスを添えると、さっぱり感が加わってバランス◎
使用した器について
アラビア ココオーバルプレートを使っています。


アレンジ・保存方法
牛すじカレーの保存方法
- 冷蔵保存:粗熱をとってから密閉容器に移し、冷蔵で3〜4日保存可能。
- 冷凍保存:1食分ずつ小分けして冷凍可。解凍後は再加熱してしっかり温めてください。
リメイクアイデア
- カレーうどん:だしで少しのばして麺つゆを加えれば、簡単な和風アレンジに。
- 焼きカレー:耐熱皿にごはんとカレーを盛り、チーズをのせてトースターで焼くだけ。
- カレードリア:ホワイトソースと合わせて、ごちそう感のある一品に。



多めに作っておけば、いろんな楽しみ方ができますよ。
まとめ|ホットクックで作る牛すじカレーは手間いらずで本格派!
ホットクックを使えば、手間のかかる牛すじカレーも驚くほど簡単に作れます!
下茹でをすることで脂っこさが抑えられ、より食べやすく、深みのある味わいに仕上がるのがポイントです。
また、今回のレシピでは
- 勝間和代さん提案の塩分0.6%ルールを活用
- 米粉カレールゥでグルテンフリー対応
- 保存・リメイクにも便利な作り置きカレー
と、日常づかいにぴったりな要素もたっぷり詰め込みました。
ホットクックをお持ちの方はもちろん、圧力鍋や土鍋での作り方も紹介していますので、お好みの方法でぜひ試してみてくださいね。



じっくり煮込んだ牛すじカレーで、おうちごはんをちょっと贅沢に!



体も心もあたたまる、そんな一皿になりますように。
牛すじレシピ色々



