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このブログはお砂糖みりんなしレシピを載せています
今回はくり抜いたメロンで作るまるごとメロンゼリーです
1/2個のメロンをくり抜いて器にしゼラチンを加えて冷やし固めます。
2017.07.28公開/リライト2022-06-04
丸ごとゼリーはオレンジやグレープフルーツのような小玉の柑橘類で作るのが一般的。
ですが今回はどーんと大きくメロン1玉で作ります。
スライド動画
ブログ内容を声で説明したスライド動画です
メロンはゼラチンで固まらない
ゼリーを固めるために使う「ゼラチン」は牛や豚の骨などから作られます。
つまりゼラチンはタンパク質なんですね。
メロンやキウイフルーツやパイナップルといった果物には「タンパク質分解酵素」があります。
ハンバーグにパイナップルを使うと「お肉が柔らかくなる」なんて言いますよね。
あれもタンパク質分解酵素のおかげ。
メロンの場合、キウイやパイナップルに比べると緩いですがタンパク質分解酵素があります。
そのためしっかり加熱してからでないとゼラチンが固まりません。
なので作る時は皮も含めて必ず加熱してくださいね。
メロンやパイナップルを固めるには
メロンゼリーが固まらない失敗は「しっかり加熱する事」で防げます。
ですがそれでもどうしても心配な場合は寒天を使うと確実。
寒天は海藻でできておりタンパク質ではありませんのでメロンでもパイナップルでも心配なく固めることができます。
こちらは寒天を使用したパイナップル寒天レアチーズ
寒天とゼラチンの違い
寒天とゼラチンとでは全く違う食感のゼリーになります。
- 寒天はかっちり固まる
- ゼラチンはプルンと固まる
作り方も少し異なり、寒天は水に溶いて2分ほど沸騰させつつ炊き上げてから出ないと固まりません。
そして固めるにはある程度時間が必要です。
ゼラチンは溶かし加えるだけで使えるので炊く必要はなく、また温度で固まるのでとにかく冷やしさえすれば固まります。
この違いに気をつけてお好みの方を使用してください。
材料 (メロン1/2個分)
メロン 1/2個(300cc)
水(orりんごジュース) 適量(100cc)
粉ゼラチン 8g
冷水 30cc
◎甘くするならお砂糖 お好みで
材料アレンジ
- 使うメロンが大きい場合はゼラチンと冷水の量を増やしてください。
- 使用するメロンの甘さによって仕上がりの食べやすさも変わります。甘いのがお好きな方や使うメロンがあまり甘くなかった場合はお砂糖を加えてくださいね。
作り方
下準備
- 粉ゼラチンは冷水に振り入れふやかしておきます。
- メロンは半分にカットし、果肉をスプーンでくり抜きます。
皮はこの後で器に使うのでそのままとっておきます。
メロンジュースを作ります
くり抜いた果肉はミキサーへ入れ撹拌します。
メロンジュースができたら全体で何ccあるのかを計量。
レシピはメロン300ccなのでこれより大幅に多い場合はゼラチンの量を増やしてください。
メロンジュース250〜300ccに対してゼラチン5gです。
加熱します
できあがったメロンジュースを小鍋に移します。
*味を見てあまり甘くないメロンだった場合はここでお砂糖を加えます。
弱火にかけます。底から混ぜつつ沸いてからもしばらく加熱します。
ゼラチンを加えます
火を止め80度くらいまで冷まします。
あまり熱いとゼラチンが固まらなくなるので注意。
ふやかしたゼラチンを加えて一呼吸置いてから溶かし混ぜます。
くり抜いた皮を加熱します
*レンジ加熱でもOK
大鍋にラックを入れて湯を張り、沸騰させてからメロンの皮をラックにのせ数分蒸します。
皮の中側を触って温まってくるまで。
圧力鍋の低圧にほんの少しかけてもOKです。
皮を取り出してしっかり冷まします。
ゼラチン液を加えます
種の部分や蒸発した水分があるので満タンになるようにお水orりんごジュースを加えます。
(ここでりんごジュースを使用すると甘味付けの役割にもなります)
皮の安定が悪い場合は丼や小さめのボウルを土台に使います。
(器の上にポコっと皮をはめて転がらないようにしています)
冷やし固めます
冷蔵庫でしっかりと冷やし固めます。
食べやすく切ります
包丁で3つにカットします。
好みの問題ですが、私は甘くないメロンでりんごジュースも砂糖も加えず作った瓜っぽい味も好きです。
甘味付けは適宜お好みで行ってくださいね。
丸ごとメロンアイスと一緒に取り合いで頂きました。
どちらもとても美味しいです
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