【低糖質・高たんぱく】酒で煮るやさしい塩チャーシュー

酒で煮込む塩チャーシュー

こんにちは!みすずです。

塩だけでしっかり味わい深く、しっとり仕上がる煮込みチャーシューをご紹介します。
砂糖やみりんを使わず、お酒と塩だけで煮込む、あっさり味の塩チャーシューレシピです。

作り方はとってもシンプル。
塩を揉み込んで数日寝かせた豚バラ肉を、香ばしく焼き付けたあと、生姜・長ネギ・酒と一緒にじっくり煮込みます。

煮汁はそのままラーメンスープやスープ料理に活用でき、調味料が余らないのも嬉しいポイント◎

そのまま食べても、サンドイッチやラーメン、チャーハン、さらにはチャーシューピザなど、アレンジも自在です。

うさ子

糖質制限中の方や、ダイエット・筋トレ中のごはんにもおすすめです。

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材料

※このレシピは「作りやすい分量」でご紹介しています。保存やアレンジにも使いやすく、使用する鍋にちょうど収まるサイズで調整しています。

材料名分量補足
豚バラ塊肉500g × 2本脂身が多い方がしっとり仕上がります
大さじ1/2〜1塩豚にするために使用します
生姜(スライス)4切れ煮込み用。皮つきのままでOK
長ネギ1本青い部分も一緒に煮込みます
鷹の爪1本辛味が苦手な方は省略可
300cc煮込み用。料理酒または日本酒

材料アレンジ

  • 豚バラ以外の部位でもOK
    豚肩ロースや豚もも肉でも作れますが、仕上がりはややさっぱりめになります。
  • ネギがない場合は玉ねぎでも代用可能
    玉ねぎをざく切りにして加えると、ほんのり甘みがプラスされます。
  • お酒の種類で風味が変わります
    料理酒でもOKですが、日本酒を使うとより風味豊かに。甘口の酒ならまろやかに仕上がります。
  • 辛味が苦手な方は鷹の爪なしでも大丈夫
    入れなくても美味しく仕上がります。お子様向けにも◎

作り方

塩をしっかりなじませた豚肉を香ばしく焼きつけて、酒と薬味でコトコト煮込みます。時間はかかりますが、難しい工程はありません。

1. 下ごしらえ

  1. 豚バラ肉の全面に塩をまんべんなく揉み込みます。
  2. キッチンペーパーで包み、さらにラップでぴったりと包みます。
  3. 保存袋に入れて冷蔵庫で2〜3日置きます(最長1週間までOK)。この間、ペーパーとラップは毎日取り替えてください。
  4. 使用する1〜2時間前に冷蔵庫から出して室温に戻します。
豚バラに塩を揉み込みます

豚肉をタコ糸でしっかり縛ります(渦巻き状でも、二つ折りでもOK)。脂身が外側になるように巻くのがポイントです。

豚バラを凧糸で縛ります

2. 表面を焼き付ける

  1. フライパンを強めの中火で熱します(油はひきません)。
  2. 豚バラ肉を入れ、全面に香ばしい焼き色をつけます。転がしながら側面もしっかり焼きましょう。
豚肉の全面に焼き色をつけます

3. 煮込む

  1. 焼いた豚肉を土鍋など厚手の鍋に移します。
  2. 生姜スライス、長ネギ、鷹の爪、酒を加え、蓋をして火にかけます。
  3. 沸騰したら極弱火にし、15分ほど煮込みます。
  4. 豚肉を上下に返して、さらに15分煮込みます。
酒を加えて煮込みます

火を止めたら、蓋をしたまま完全に冷まします。

冷めるまで放置します

4. 冷蔵庫で寝かせる

煮汁ごと保存容器に移し、冷蔵庫へ。

保存容器に移します

一晩おくと味がなじみ、切りやすくなります。

翌日、表面に固まった白いラードをよけてから肉を取り出します。

翌日。冷え固まったラードは取り出します

タコ糸はキッチンバサミで切って外します。

凧糸を外して肉を切ります

薄くスライスします。

薄くスライスします

5. 盛りつける

そのままでも美味しく、軽く焼いても◎
チャーハンやサンドイッチ、ラーメンのトッピングにも使えます。

煮汁はラーメンスープやスープ料理に再利用できます。

器に盛ります

調理のコツ

  • 塩をしっかりなじませるのがポイント。
    2〜3日寝かせることで、豚肉の旨みが引き出され、しっとりとした食感に仕上がります。
  • タコ糸でしっかり巻いて形を整えましょう。
    見た目がきれいに仕上がるだけでなく、煮崩れ防止にもなります。
  • 焼き色をつけてから煮込むことで香ばしさアップ。
    表面をしっかり焼くことで、風味に奥行きが出ます。
  • 火加減はとにかく「極弱火」で。
    ぐつぐつ煮立てず、コトコトゆっくり火を通すことで、やわらかく煮上がります。
  • 一晩寝かせるとさらに美味しく
    煮込んだ直後より、翌日の方が味がなじんで、切りやすくなります。

アレンジ例

  • サンドイッチの具に
    薄切りチャーシューとシャキシャキ野菜をパンにはさんで、ボリューム満点の一品に。
  • チャーハンや炒め物に
    細かく刻んで加えるだけで、旨みがぎゅっと詰まった炒飯に仕上がります。
  • ラーメンのトッピングとして
    煮汁をそのままスープに活用し、チャーシューをのせれば、あっさり系ラーメンの完成。
  • チャーシューピザに
    チャーシューをピザ生地代わりにした、低糖質&高たんぱくな「肉ピザ」もおすすめです。
    ▶︎ 塩チャーシューの肉ピザレシピはこちら

保存方法

  • 冷蔵保存:
    煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵庫で3〜4日保存可能。
    食べる前に切り分けて使うと、風味が保たれます。
  • 冷凍保存:
    食べやすくカットしてラップで包み、保存袋に入れて冷凍を。
    約3週間保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍をおすすめします。
  • 煮汁の活用:
    ラーメンスープや雑炊、スープ煮などに活用できます。脂が気になる方は、表面のラードを取り除いて使ってください。

まとめ

今回は、塩とお酒だけで煮込むシンプルでやさしい味わいの塩チャーシューレシピをご紹介しました。

豚肉を塩漬けにしてから香ばしく焼きつけ、薬味とともにコトコト煮込むことで、しっとりやわらかく、あっさりとした仕上がりに。

作り置きやアレンジにも便利で、煮汁まで活用できるのが嬉しいポイント。
糖質を控えたい方や、ダイエット中・筋トレ中の食事にもぴったりです。

オーブンで焼くチャーシューとはまた違う、煮込み派におすすめの一品。
ぜひ、おうちの定番レシピに加えてみてくださいね。

ちなみに、塩だけで作るチャーシューには、オーブンで蒸し焼きにする塩チャーシューレシピもご紹介しています。
煮込まず作りたい方や、焼き色をしっかりつけたい方はこちらもどうぞ👇
▶︎ 【低糖質・高たんぱく】塩だけでしっとり!オーブン焼きチャーシューレシピ

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塩チャーシューを使ったアレンジレシピをご紹介します。

今後も良い記事をお届けしていきます!

椅子に座ったウサギと熊
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