
こんにちは!みすずです。
今回は、土鍋ひとつで、じっくり作る牛すじカレーをご紹介します。
下茹でなしで作れる、やさしい味わいの牛すじトマトカレーです。
コトコトと時間をかけて煮込んだ牛すじは、とろとろでほろりとやわらか。
トマトの酸味と旨みがぎゅっと詰まった、さっぱりだけどコクのあるカレーに仕上がります。
うさ子圧力鍋がなくても、土鍋でゆっくり煮込むだけで美味しく仕上がるレシピです。
時間はかかるけれど、そのぶん牛すじの美味しさがぎゅっと引き出されますよ。
寒い季節にもぴったりのあったかメニュー。
のんびりおうち時間に、ぜひお試しください!
材料(3〜4人分)
- 牛すじ肉…400g
- 玉ねぎ…1.5個
- にんにく…3〜4かけ
- 無塩バター…10g (orサラダ油)
- ローリエ…1枚(あれば)
- トマト…4個
- 塩…小さじ1/2〜(味を見て調整)
- カレー粉…大さじ2〜3
- 昆布…5×5cm 1切れ(あれば)
- 水…400cc
【飾り】 - 生クリーム…100cc
- マッシュルーム…2個
- アボカド…1個
- パセリ(みじん切り)…適量
材料アレンジのポイント
✔ トマトは赤・青ミックスでもOK!
今回は赤いトマト3個と青めのトマト1個を使いました。
完熟トマトのみだとより甘く、青トマトを加えると酸味の効いた味に仕上がります。
✔ 牛すじは下茹で不要!
しっかり炒めて土鍋でコトコト煮込むことで、アクも出にくくやわらかく仕上がります。
作り方
① 牛すじと玉ねぎをじっくり炒める
牛すじは洗って一口大に切ります。
玉ねぎ・ニンニクはみじん切り。
トマトはお好みで皮を剥き、角切りにします。
土鍋にバターを入れて火にかけ、溶かします。
にんにく、ローリエ、玉ねぎ、牛すじ肉を加えます。


使用鍋について (▼クリックで開きます)
マスタークック6合肉厚鍋を使っています。
現在販売されていないので、同じマスタークックの3合深鍋をご紹介しますね。
時々かき混ぜながら、弱火〜中火で気長に炒めます。
途中で焦げそうになったら、水(分量外)を少し加えてこびりつきを焦げ取りつつ炒めます。


玉ねぎが茶色くなるまでじっくりと炒めます。


② トマトと昆布を加えて煮込む
トマトを加え、全体をざっと炒めます。


塩と昆布を加えて蓋をし、弱火にします。


途中で水分が足りなくなったら、水を少しずつ加えて調整します。
焦げ付かないように時々混ぜながら、2〜3時間ほどじっくり煮込みます。


③ 味付けと仕上げ
火を止める直前に、カレー粉と塩を加えて味を調整。
生クリームを加えて混ぜ、火を止めます。


出来上がりと盛り付け例
器に盛りつけて、みじん切りのパセリを散らします。


仕上げに焼いたマッシュルーム、カットしたアボカドをトッピング。


生クリームをぐるっとまわしかけると、見た目にも美しく、まろやかさが加わります。


アレンジ・リメイク&保存方法
- リメイク案:
・次の日はごはんにかけてスパイスカレー風に
・オムレツの具として包んでも◎
・残り汁にチーズを足してパスタソース風にしてもおいしいです。 - 保存方法:
冷蔵で2〜3日保存可能。
冷凍も可能ですが、アボカドや生クリームは食べる直前にトッピングがおすすめです。
あとがき|青トマトを使ったあの夏の日
このレシピを最初に作ったのは、2015年のこと。
冷蔵庫には赤く熟したトマトと、少し青みが残るトマトがあって——
どちらも使ってみようと思い立ち、土鍋でことこと煮込みながら「どんな味になるのかな」とワクワクしたのを、今でも覚えています。
青トマトのきりっとした酸味と、赤トマトのまろやかな甘み。
そのコントラストが、牛すじのやわらかい旨みによく合って、とてもおいしいカレーに仕上がりました。
青トマトはスーパーではあまり見かけませんが、もし手に入ったらぜひ作ってみてください。
酸味の効いた、爽やかなトマトカレーもとてもおすすめです。
のんびりおうち時間に、土鍋でじっくり煮込み料理を楽しんでみてくださいね。
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他の牛すじカレーの作り方もあります
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